株式会社リコーは8日(日本時間)、“4K(3840×1920)解像度の360度動画” を撮影可能な全天球カメラ「RICOH THETA V」を、今月15日に国内発売することを発表しました。
今月1日にIFA 2017の会場で発表されたRICOH THETA Vは、今月下旬より欧州を始めとする各国市場で発売されることが予告されていましたが、今回改めて国内発売が発表されました。
RICOH THETA Vは、4K相当の360度動画のみならず、上下左右360度すべての音をサラウンド録音することや、撮影した4K動画をリアルタイムでストリーミング配信することなどを可能しています。
また、動画ファイル形式については「H.264/MPEG-4 AVC」に加え、新たに「H.265/HEVC」もサポート。ただし、現時点で公式アプリは、H.264にまでしか対応していません。
専用3Dマイク「TA-1」
そのほか、OSにはAndroid OSを、プロセッサにはSnapdragonシリーズを採用しており、およそ19GBの内蔵メモリは、静止画なら約4800枚、4K動画なら約40分の記録が可能とのこと。
なお、公式オンラインストア上での販売価格は、5万6700円(税込)。オーディオテクニカが開発した専用の外付け3Dマイク「TA-1」も、3万5100円(税込)で同日発売されます。
[AV Watch]
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