iPhone XとiPhone 8 Plusは3GB、 iPhone 8は2GB RAM搭載か。流出のiOS 11 GMから
だとすれば、iPhone 7シリーズから据え置き
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iPhone XとiPhone 8 Plusは3GB、 iPhone 8は2GB RAM搭載か。流出のiOS 11 GMから
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週末に流出したiOS 11 GM(開発版の最終バージョン)から正式発表前に次々と詳細が暴かれつつある新型iPhoneですが、搭載するRAM容量に関する情報も出てきました。iOSアプリ開発者のSteve Troughton Smith(Steve T-S)氏がTwitterに投稿した内容によると、iPhone XとiPhone 8 Plusは3GB、iPhone 8は2GBと報告されています。
RAM
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年9月11日
iPhone 8: 2GB
iPhone 8 Plus: 3GB
iPhone X: 3GB
アプリ開発者のSteve T-S氏はアップルのOS解析でも実績があり、先日のHomePod ファームウェアの解析や、iOS 11GMでもApple Watch series 3やiOSの新機能に関する情報を続々と発掘しています。
新型iPhoneのRAM容量については、今年7月にKGIセキュリティのアナリストMing-Chi Kuo氏が発表した予測と一致していることも、その信憑性を高めています。
ただ、純粋に数字だけを見てみると、iPhone 8で2GB、iPhone 8 Plusが3GBという仕様は現行のiPhone 7シリーズから変わらず。OSによるメモリ使用の最適化もあるとはいえ、最近のハイエンドなAndroidスマートフォンが4GB〜8GBを搭載しているのに比べると控え目に感じるかもしれません。
相対的に少ないメモリでiOSが快適に動作するのは、OS的にはバックグラウンドで処理することの少なさと、解像度が抑えめなためと言われてきました。実際、iPhone 8は2436x1125pxと推測されており、これが正しければサムスンのフラッグシップモデルGalaxy S8の2960x1440pxにおよびません。
とはいえ、RAMは積めば積むほどいいというわけでもありません。搭載するチップの数が増えれば当然消費電力が大きくなり、バッテリー容量を増やせば重量の増加につながります。
解像度はiPhone 7シリーズよりアップしたiPhone 8シリーズですが、先のKuo氏の予測によれば、新モデルはiPhone 7より10〜15%速くなるとのこと。これは2~3GBのRAMでも、CPUの強化と専用に開発されるOSのチューニングでカバーできるアップルならではの芸当と言えるかもしれません。