9654009<柔道部が生きがいとなる職場を作って下さい><私に柔術、レスリング等で戦うチャンスをください> 柔道に対する熱い思いと、一方で自身の戦いへの思いにあふれた一枚の手紙。内柴正人受刑者(39)が獄中で綴ったものだ・・



内柴が出所後に、雇用の引受人になるのは、実業家の光成英一朗氏だ。獄中からの手紙は光成氏に宛てて出され、本誌が初めて公開する。光成氏はこれまでに15回以上の面会と、手紙でのやり取りをしてきた。

手紙は計20通以上にも及んだ。

<(逮捕されてから)6年間、私は柔道のことばかり考えていた。私は、この処分(永久追放)をありがたく受けます。この先、反省をして、生きていく中で、今回の失敗を、過去のタイトルでぬぐうつもりはない。新しく生み出して、正しく生きるから>

柔道界への未練を断ち切って前を向こうとする。しかし、違う手紙では、

<支援してくれると聞いて、どう考えても、柔道部を作るようにお願いしてしまう。今、我が人生に困る状況においても、他人の人生を、応援する器を先に作ろうとしている。永久追放なのに>

と、柔道部創設への思いを明かす。そして内柴には、なんとかアスリートとして復活したいという思いもあった。


内柴正人受刑者 2014年に懲役5年の実刑判決が確定



<柔道では永久追放なので、柔術で勝負します。柔術専門の方々、どうぞ、私を潰してください。歳も39だし、ブランク6年以上。潰す価値もありませんが、お願いします>

内柴の柔術に対する思いを打ち明けられた人がいる。総合格闘技「REAL FIGHT CHAMPIONSHIP」を主宰する山田重孝氏だ。内柴と面会したときのことを、山田氏が語った。

「これはあくまで夢ですが、元格闘家ヒクソン・グレイシーの次男のクロン・グレイシー(29)と内柴さんの対戦を実現させたい。世間には内柴さんの復帰を認めない人もいるかもしれませんが、頑張る姿を見せることは大事です」・・








詳細は(source: Smart FLASH - 内柴正人「獄中からの手紙」打倒グレイシー復帰計画

JUDO 2008 Olympics: Masato Uchishiba 内柴 正人