https://www.youtube.com/watch?v=Fhd3gyzwroc#t=15m
15:00~
望月衣塑子「東京新聞の方に送られた注意文書、官邸広報室からの注意文書の関連なんですけども、一連、私が執拗に質問をしているということもありまして、長官の回答及びそれが産経新聞さんにたびたび取り上げられるということが続いてきました。こちらのやり方としても反省する点は多々なのですが、注意文書のことが産経新聞になぜかリークとして出て、記事が出て、またこれまでの官房長官とのやり取りもいくつも記事にされていました。その中でですね、やはり個人への記者等に対する誹謗中傷というのが、私事ですけれどもかなり進んできていると感じま」
司会「簡潔にお願いします」
望月衣塑子「はい!このような状況に菅長官自身のご発言等々がこのネット上で拡散されることで、たまたまこういうことになっているとは思うんですが、まさに言論弾圧を助長するかのような、ネット上の誹謗中傷、まあネット以外での誹謗中傷等々について、政府としては今どのように受け止めてらっしゃるのか、お聞かせ願いますか」
菅官房長官「まずですね。官邸から圧力をかけた事は一切ありません。政府からマスコミへの報道発表に関しては、公表予定日時が決まっている事案について、記者との間で報道解禁日時を約束した上で事前に説明を行う事があります。今回のケースも解禁日を指定した上で事前に説明を行っていましたが、それにも関わらず、ネットにも流れているオープンな会見である官房長官会見の場で、約束した解禁日前に事前に説明した内容に言及する事案が発生をしました。こうした事は、政府とマスコミとの信頼関係に影響しかねない問題であり、このために官邸報道室から同社に対して再発防止の徹底を要請をしたものであります」
司会「次の日程ございますのでご協力お願い致します」
望月衣塑子「はい!政府の見解はよく分かりました。これが一部報道にリークされる事でネット上で拡散し、結果として予想してたかしてないか分からないんですが、ネット上、他の手段に及んでも、誹謗中傷が続いていると。これネット上の誹謗中傷者をよくチェックしますとやはり安倍政権の熱狂的な支持者の方もたくさんいらっしゃいます。こういう点に関して、今政権としてですね、個人の記者に対する誹謗中傷が、恐らく想定はしてないんだろうけど、この会見のやり取り等でどんどん拡散されていってるという、この現状について今政府がどのように受け止めてらっしゃるか、そこお聞かせ願いたいんですが」
菅官房長官「いずれにしろまずそのリークした事実というのは全く承知してないという事です。それはネットに色んな書くというのはそれは色んな方の自由であるという事も事実じゃないでしょうか。まあ政府としてコメントする事は控えるべきだと。ただ政府と報道各社の間で約束をした事については、それはやはり各社ともに守って頂いているわけでありますから、それに反する事があれば政府としては再発防止徹底のために要請するっていうのは当然の事じゃないでしょうか」
司会「よろしいですか」
望月衣塑子「はい」
司会「今手を挙げてる方1問でお願いします」
望月衣塑子「分かりました。今のご発言ですと、政府の見解はわかりましたけれども、それによって記事がどう出て、それによって個人の方々の判断でネット上で誹謗中傷が吹き荒れることは、それは各個人個人の判断なのであるから、政府としてコメントはできないと」
菅官房長官「政府としてのコメントはそこは当然控えます」
司会「よろしいですか?はい、ありがとうございました」
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