いけさんフロムエル : 「腹ペコのマリー」～マリー・テレーズ失踪！？策動の騎士団とボロアパートの再会！！

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週刊少年ジャンプ連載「腹ペコのマリー」第２８回です。

マリー・テレーズが復活した経緯にタイガの存在が関わっている事を指摘したアンナ。
思わぬ言葉に改めて考えるマリーだったが、自分がタイガを好きだった事を初めて自覚する。
家から飛び出してしまい、一人でいるところにロイヤル騎士団の２人と出会ったマリー。
そのマリーが挨拶に現れ、気が付くと一人で元の姿になっていたタイガだったのだが…！？

マリーがいなくなった事を神父とアンナに報告に来たタイガ。
普通に食事中のところに乗り込んで来たらしいタイガですけど、両家の間に確執があったとは思えないほどのなれ合いぶりです。
ぬいぐるみも消えており、完全にいなくなってしまったと狼狽するタイガ。
そのまま慌てて街に捜しに行ったタイガだが、これにはアンナが青ざめる事になったらしい。

自分が言った事が原因なのではと、困惑するアンナ。
その彼女と話した部屋も確認したアンナだが、やはりいない様子。
ここに至って自分のせいだと確信したアンナ。
それにしては逃げた手段が不明なままですけど、あるいはぬいぐるみ状態で逃げたとでも思ったのかな？
ぬいぐるみでは部屋を出る事すら出来ないのをタイガは知ってますけど、アンナの中のぬいぐるみはもっと自由気ままな存在なのかも知れません（笑）。

マモルに声をかけるも情報を得られなかったタイガ。
今井先輩のツイスタがエロいと喜ぶマモルですけど、結局今井先輩と今でも関わっているのかな？
街中で似た人物を見つけるも、マリーではなく丸井だった様子。
こんな時にロゼもいないと嘆くタイガですけど、失踪にロゼも関わっているとは思わなかったのでしょうか？

そんな中、祖母から連絡が入り、香炉の魔女ロゼが見つかった事を知らされたタイガ。
だが、電話に出た声は別人だった！？
何と、序盤に出たきりだった道士連のかぐやが今になってまたやって来たらしい。
自分が来たんだから３秒以内に帰って来いと無茶を言うかぐや。
道士連でも王女の行方は常に把握しており、何かあればいつでも動ける様にしていたと言うかぐやですけど、だったら女子校での決戦の時にもう少し動いてしかるべきだったんじゃないのかな？
一応ユズが助っ人として加入しましたけど、あるいは教会が潰れるくらいなら別にいいと、鷺宮親子を見捨てる可能性もあったのでしょうか？（笑）

何処まで情報を持っているのか、昨夜の夜から急に消息が途絶えたと言うかぐや。
それぞれが自分のせいだと言うアンナとタイガだが、ロゼも責任は感じていた様子。
「気づいたらいなかったんで」
理由とは思えない理由を口にしたロゼですけど、むしろ彼女の場合は「恋の魔法」についてバラしてしまった事の方が大きいのでは？
そんな３人に加えて何故か巻き添えで殴られてしまった鷺宮神父。
一人だけ壁に穴が開くほどブッ飛ばされたタイガですけど、ちょっと差があり過ぎじゃないの？（笑）

王女が出て行く理由は理解したものの、呪いがある以上家出など出来ないと理解に苦しむかぐや。
そんな彼女に「受肉」という手段がある事を伝えた蘭城だが、騎士団の中には王女の遺志を無視して王政復古を勧めようという強硬派があり、彼らが提唱するやり方が「受肉」なのだという。
誰かに憑依するのではなく、ゼロから肉体を作る方法であり、その為の「肉の芽」を用意して王女に近づいたと予測する蘭城。
初めて知ったのか、外法だと主張するかぐやだが、蘭城のニヤケ面と同じくらいヘドが出るらしい。

そんな２人がじゃれ合っているのを見て唖然となったタイガたち。
何と、蘭城とかぐやは中学からの同級生なのだという。
制服を着ているのは高校生だからではなく、趣味だと断言したかぐや。
つーか、教師レベルの年齢の女性が趣味で制服着てるとか、普通にヤバい人だと思うんだが（笑）。

強硬派の事は内部でも問題になっており、なかば誘拐の様にいずれこうして王女を連れ出す日が来ると予感していたらしい蘭城たち。
そんな彼が言うには要注意人物が２人いるのだという。
元特殊部隊の棒使いロベール・ド・クラオン、ヒットマンと呼ばれる妖艶なナイフの達人ベルナールの名を挙げた蘭城。
彼らと対峙したら戦うなと、タイガにも注意する蘭城ですけど、いずれ戦う時が来ると言っている様にしか聞こえません。

そんな２人だが、マリーの買い物に付き合わされていたらしい。
好きなものを買っていいと言われて駄菓子屋で大量に買い込んだマリー。
容赦ない買い方で千円札を飛ばしたマリーですけど、相変わらず変な所で日本通ですね。
幽霊時代、タイガたちの事をずっと見ていたマリーですけど、駄菓子を食べる子供の姿を見てずっと憧れを感じていたのかも知れません。

自分に会いたいという人物がいるからと、連れ出されたらしいマリー。
何と、その人物とはマリー・テレーズの母マリー・アントワネットだった！？
母親が日本にいると聞き、動揺を隠し切れないマリー。
思えばマリー・アントワネット展の話はコレの伏線だったのかも知れません。

ボロアパートに案内され、開いた口が塞がらなくなったマリー。
２０１号室だと言われたマリーだが、新聞受けが一杯になっていたり、ネズミがウロチョロしている様子に思わず逃げ出す事に？
「いやいやないないっ！！」
「こんなマリー・アントワネットないっ！！」
ボロアパート４畳半にいる母など見たくないと、拒絶するマリー。
「あら４畳半しせやないわ　６畳にバストイレつきよ」
「久しぶりね　マリー・テレーズ…」
何と、そこにはすっかり日本の主婦が板についている様なマリー・アントワネットの姿が！？

どうしてこうなったのか、ボロアパートで生活しているらしいマリー・アントワネット。
贅沢な暮らしで色々逸話があるマリー・アントワネットですけど、この時代ではそれを反省しているという事なのか？
後世に伝わっているアントワネットの話をどう思っているのかは気になるところ。
一方で、強硬派が囲っている様にも見えますけど、この事は蘭城たちも知らないのかな？
恐らくはこれも受肉によるものだと思いますけど、この分だと過去の偉人が他にも出て来るかも知れませんね。

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