9656431アフリカ南東部モザンビークで、先天性色素欠乏症(アルビノ)の17歳の少年が殺害され、脳などが奪われた状態で発見された。地元メディアが報じた。奪われた体の部位は、呪術に使われるとみられている。



モザンビークでまた「アルビノ狩り」 17歳少年が脳まで奪われる


少年は13日に殺害され、遺体は西部テテ(Tete)州ベンガ(Benga)で見つかった。地元当局者の話では、「犯人らは被害者の腕や脚から抜き取った骨や、髪の毛を奪った上、頭を割って脳を取り出していた」という。

同国では、アルビノの人々の体の部位を求めての「アルビノ狩り」が後を絶たない。アルビノの体の部位は富と幸運をもたらすと信じられており、お守りや呪術用の薬として用いられる。


相次ぐ「アルビノ狩り」に国連が緊急警告



国連(UN)のまとめでは、モザンビークでは2014年以降、アルビノに対する攻撃が100件以上発生している。

犯人らはその足の指から排せつ物に至るまで、何もかもを奪っていくという・・










タンザニア:暴力にさらされる白皮症(アルビニズム)の人々