ジョジョ展2017&ジョジョ実写映画『ダイヤモンドは砕けない第一章』寸感ネタバレあり
- 2017年ジョジョ展 in S市杜王町に行ってきました!5年ぶりですね。
5年前は私も初めてのジョジョ展だったので舞い上がって色々とやらかしました。
仙台の牛タンは美味しいなと言いながら、普通の焼き肉屋で塩タンを食べてしまったり
あれがスーパーフライの元ネタの鉄塔かと言いながら全然違う鉄塔の写真を撮ったり
広瀬川でギバチ(魚)を密漁海岸してみたりしました。
ちなみにその時のギバチはスクスクと育って、先日にはついに☆になりました。5年も生きたから、多少は仕方ないね。
また、今回も広瀬川でギバチゲットをたくらんだのですが、おりからの長雨で川が増水していて全然ダメでした。
ちなみに5年前のジョジョ展レポはこちらです ⇒ http://slpy.blog65.fc2.com/blog-entry-4414.html
それでは今年のジョジョ展の感想と言いますか、短い寸感です。よろしくお願い申し上げます。
後半では実写映画のネタバレ寸感もやっていますので、ご注意を。
さっそく、商店街を通ってジョジョ展会場へ向かいましょう。
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- 商店街には「ようこそ杜王町へ」や「ジョジョフェス」の垂れ幕だけでなく、柱にはジョジョアニメキャラがお出迎え。
また、さりげなく商店街の『さんま丼』ののぼりが裏返って『ちん毛丼』になっているという
小学生レベルの下ネタを添えるユーモアにも溢れていました。多分、C-MOONの仕業です。
さんま丼の裏返った画像はお店への風評被害を避けるため実物と同じフォントの再現画像にしています。
柱の写真は億泰のものですが、仗助や露伴等々お馴染みのキャラが商店街の別の柱に描かれていました。
柱つながりで「柱の男」のイラストがあっても良さそうですが
彼らだと猥褻画になる可能性が無きにしも非ずなので、やっぱり無くて良かったです。
- ほぼ全裸のいい男達
- 流石にこんなに肌色成分の多いアートを柱に描かれたら商店街の店主さん達も苦笑い…ではすみませんよ。
ジョジョ展会場へさらに近づいていくと、肌色が多いアレとは別な意味で不穏なものが見えてきました。
- ジョジョ展会場のすぐ隣の駐車場に止められていたジョジョ車(痛車?)。
吉良の同僚がやけに好位置に居座っていることからも、どうやらファンの悪ノリ非公式だと思われます。
世間体的にも、近づくのは危険な香りがしたので遠くから写真だけ撮っておきました。俺はお前に近づかない。
そして、会場に到着。次からはもういきなり会場内の撮影可能コーナーの写真となります。
過程なんてすっ飛ばします。キングクリムゾン気分です。
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- 原画展はカラーだけでなく白黒の原稿も数多く展示されておりました。当然、4部が中心でした。
ジャンプ本誌よりもさらに大きいサイズなこともあり、迫力は流石に全然違います。
原稿の余白にはフォント指定とかサイズ指定らしき書き文字もありました。事務的なものですし
専門外の私にはどういう意味かあまり分からないですが、それでも熱い雰囲気は伝わってくる不思議な感じでした。
会場には展示物として露伴先生の仕事机や吉良の爪瓶などがあったのですか
その内、エコーズの『大っ嫌いだ』が撮影可能な展示品でした。みんなに写真撮られていた由花子さんマジ羞恥プレイ。
ちゃんと『大(だいっ)嫌(きら)いだ』のルビまで再現されているこだわりっぷり。
また別の撮影可能スポットとして猫草模型が展示されおりましたので、激写です。
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- 猫草の模型。動きます、鳴きます。不気味なゴロゴロ音も立ててました。動くとは思わなったのでビビりましたよ、本当~。
原画やギミックを楽しみつつ、案内に沿って進むとジョジョリオンの東方邸を模した部屋へと進みます。
家具はある程度設置されつつも、内観はほぼ真っ白な床と壁でした。しかし、そこへS&Wのシャボン玉や
ペーパームーンキング(蛙)がぴょこぴょこ飛び回る映像が映写されていたりと、なかなかに凝った演出です。
ついつい立ち止まっちゃう。後ろのお客さん、急に止まったりしてゴメンね。
定助の部屋もあり、圧迫祭りなベッドも再現されていました。
みんな念の為わざわざベッドの奥の方の壁際のせまい隙間を覗いていました。私もそうしました。
でも、全裸の定助は挟まっていませんでした。残念です。
以上、大変あっさりでしたがジョジョ展の寸感です。白黒原稿までたくさん展示されていて盛沢山でしたが
VRのような映像技術を組み合わせた小ネタが多かったのが印象的でした。また、5年後もどうなるかが楽しみですね。
- ここら実写映画の寸感です。ネタバレあり。
- 映画自体が原作ほぼそのままで、展開が端折られたぐらいなのでネタバレと言えるかどうかはさておきネタバレです。
- 東方良平巡査
- 原作以上に、出番やキャラ付けが濃くなったナイスグランパ。仗助の方向性を決定づける重要人物ではありますが
映画の前半を見ている限りでは、何故ここまでお爺ちゃん優遇なのかと思いかねないほどの結構なプッシュ。
しかし、それもそのはず。昔、杉本鈴実から毎朝挨拶をしてもらって勇気づけられた時期があったという
鈴美を殺害した吉良へと繋がる野太い因縁がこのお爺ちゃんには存在していたことが映画後半で明かされます。
仗助が受け継いだ腕時計も、今後のスタンドバトルでの小道具として活きてくるかもです。
となれば、この映画第一章の時点で、重ちーや露伴抜きでも、仗助と吉良の因縁が繋がったわけです。
玉美や音石がリストラ組である以上、重ちーまでもリストラ可能性大ですが、露伴先生も映画未登場となるやもしれません。
露伴先生が出たら出たで、チョイ役程度じゃあ観客が怒るかもですし、潔く露伴先生はリストラが幸せな気もします。
ヘブンズドアーの能力バトルも映画表現には向かないかもです。超絶ジャンケンも流石に映画では地味かも。
- アンジェロと虹村形兆
- 最初の敵と第一章でのラスボス格のお二人。アンジェロはかなりアレンジされていますが、形兆はかなり原作寄り。
だからなのか、二人の食事シーンでは奇妙なコントラストが生まれております。
二人の食事シーンは映画オリジナルですが、アンジェロが身の上話をして
その流れから、形兆の事情などは全く知らないのに意図せず
『親が憎いならお前の親も殺してやるぜ』と、言葉の弾みで形兆の最もナイーブな部分に触れてしまいます。
これには形兆も怒髪衝天。バッドカンパニーで猛烈な威嚇射撃をするレベルでの怒りっぷり。
このシーンは形兆の親父への愛憎が垣間見えたようで、結構好き。
形兆は映画一章のラスボスということもあってか、映画勢の中でもスタンド描写がかなり凝っていたように見えます。
バッドカンパニー軍団の若干のプラモデル感は、原作でもGIジョーみたいと呼ばれていたこともあり
スタンドという超能力っぽいイメージがひしひしと伝わってきました。
仗助への敗北シーンも若干、映画オリジナル要素が盛られており
『康一のエコーズが孵化して時間稼ぎ』 『自分のミサイルを撃ち落とすのは間に合わなかったのではなく命令ミス』
となっておりました。康一君のエコーズは原作よりも早生まれしたのは良かったものの見せ場なし。第二章に期待です。
形兆の命令ミスですが、形兆は康一に対し『一度出した命令の変更はできない』と言っていました。
バッドカンパニーは命令変更できないというのも、半ば映画オリジナル設定でしょうが
形兆は『全火力で仗助を始末しろ』と命令してましたので、その命令を完遂するまでは『ミサイルを撃ち落とせ』等の
他の命令を受け付けないのか、もしくは『仗助が直したミサイル』も『全火力』に含まれるため
『ミサイルを撃ち落とすとそのミサイルの分だけ火力が減る』⇒『全火力で仗助を始末しろ』の命令違反になるという
ちょっと変な判断をバッドカンパニーがしてしまったのかもしれません。だとしたらドジっ子の集まりか極悪中隊。
- 仗助と承太郎
- 承太郎パイセンが年相応に落ち着いているように見えるのが、驚き。
仗助が主役ですし、あまりオラオラしても困るだろうと映画では自重している大人な承太郎さん素敵。
と思っていたら、アクアネックレスとの室内戦で『スタープラチナ・ザ・ワールド』を早々に披露するなど
きっちり映画独自のアピールも忘れないサービス精神も黄金な承太郎さん素敵。
- 仗助と億泰
- 映画でのバトルシーンでは、この二人の戦闘が一番シンプルで見やすかったところです。室外で明るいですし。
だからなのか、スタンドが前面に押し出された演出がなされていました。やっぱ映画って迫力あるなと思える場面。
億泰の初登場が、康一と由花子がいちゃついてるのにムカついてガオンで嫌がらせをするという
非モテ臭ハンパ無いものだったのには、かなり同情してしまいました。
結果的に、康一としては由花子と一旦距離をとって仕切りなおせたので助かったみたいな状況が余計に悲しいです。
最初からそれを狙って、由花子の攻勢にたじろぐ康一を救うために放たれた
億泰マジ天使な慈愛の精神溢れるガオンと受け取るのは流石に厳しい気がします。
- 康一と由花子
- 由花子さんが一晩で手作りの英語宿題ノートを作るなどなど
映画の出鼻っから別ベクトルへのパワーアップぶりを見せつけてくれました。でも一応はまだ綺麗な由花子さん。
第二章でどう爆発するかが今から怖すぎます。このままキレずに綺麗な由花子さんのままでいてほしい。
転校生キャラになってしまった康一君。杜王町の住民という大切なバックボーンがめちゃくちゃ細くなりましたが
康一君は善良な男子なので、引っ越し先の町にすぐ愛着を持って『この町を守るぞ』って意識になるのでしょう。
- 来ちゃ
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- :-:2017/09/18(月) 18:41:56
- 実写感想アザナス!
個人的に、バッドカンパニーに『一度出した命令の変更はできない』という制限が追加されたのは、京兆兄貴の名言である
「おまえは一枚のCDを聞き終わったら キチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう?
誰だってそーする おれもそーする」
という性格が原作より強く反映されたのかな…と思いやした
そのお陰で、↑の名言がちゃんと伏線・フラグになったという素敵な改変やと思います
全般的に「家族愛」へのスポットが大きかったですよね…
となると家族?との愛が薄そうな露伴先生がどう扱われるかが気になりますな
- :-:2017/09/18(月) 22:26:15
- ギバチくん…悲しいなぁ…(諸行無常)
天国でも楽しく過ごしてほしいです。というか5年ってスゴイ。
あと写真を見る感じだとかなり空いていますがいつ頃行ったのですか?
ちなみに自分は最終日に行ったのですがかなり混雑していました。