ETNewsは17日(現地時間)、韓国サムスンの次世代フラッグシップスマートフォン「Galaxy S9」シリーズには、1000fpsの超高速撮影を可能にする新型イメージセンサーが採用される見込みと報じています。
ソニーの「Motion Eye」カメラ
1000fpsセンサーについては、「Galaxy S8」シリーズに搭載される可能性も噂されていましたが(過去記事)、新たにETNewsが報じたところによると、上述の新型イメージセンサーは2017年11月中にも量産が開始される見込みとのこと。
また、既にソニーは「Xperia XZs」や「Xperia XZ Premium」などの一部機種に960fpsの超高速撮影に対応したイメージセンサーを採用し、スマートフォン史上最 “遅” となる超スローモーション映像の撮影を実現させています(過去記事)。
ソニーはイメージセンサーの画素部と回路部との間にDRAMを組み込むことにより、1000fps近い超高速撮影を実現させましたが、Galaxy S9に搭載される新型センサーも同様の構造となる見込み。
ただし、ソニーはこの3層積層センサーの特許を保有しているため、サムスンの新型センサーは、まったく同じ構造とはならない可能性が高いことをSamMobileは指摘しています。
なお、直近の情報によると、Galaxy S9シリーズは、デュアルカメラ搭載機として早ければ来年1月中にも発表される見込みとのことです(過去記事[1]、[2])。
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