米AmazonがAlexa搭載スマートグラスを開発中?透過スクリーンなくし音声コマンドでスマホ連携
普通のメガネに見えるの大事
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米Amazonが、音声AIアシスタントAlexaを搭載するスマートグラス製品に取り組んでいるとFinancial Timesが報じました。それはGoogleアシスタント + Google Glassというよりは、透過スクリーンやカメラ機能を持たない見ため普通のメガネに、骨伝導式ヘッドセットを付け足したような製品になる模様です。
透過スクリーンによる映像表示がないスマートグラスはスマートグラスといえるのか、少し疑問は湧くものの、そうすることでバッテリー駆動時間を大幅に延長できるメリットがあることは間違いありません。そして、Alexaを通じてスマートフォンと連携するのに、透過スクリーンはたしかに必要ではなさそうです。
一方で、その外観がユーザーが普段使っているメガネと同様で、骨伝導部も目立たないものであれば、周囲の人に「耳から某」とツイートされることもなく、通勤通学時の音楽鑑賞からウェブ検索、スケジュールの確認までさまざまなことをハンズフリーでできるようになるはずです。
さらに開発者の側から見ても、画面がなければそれを設計する必要もなくなり、開発工数は大幅に減らすことができます。
Financial Timesによると、Google Glassを開発したBabak Parviz氏は2014年からAmazonに在籍し、今回のAlexa Glass(?)プロジェクトにも深く関わっているとされます。とすれば、いずれはGoogle Glassをさらに進化させたような透過スクリーンおよびカメラ付きの製品が後から現れる可能性もゼロではないかもしれません。
ちなみにAmazonの研究開発部門Lab126では、スマートグラスのほかネット接続機能を持つセキュリティカメラ製品にも取り組んでいる模様。このカメラはAmazonが米国で発売した画面つきスマートスピーカーEcho Showと連携し、たとえばAmazonで注文した製品が玄関に届いたときに、映像付きで通知するドアカメラとしても利用でき、アマゾン無間地獄の完成に一役買うことが予想されます。