McLaren Ultimate Vision Gran Turismo unveiled
9月20日、マクラーレンが「ビジョン グランツーリスモ」のラインナップに加わる新たな1台、「マクラーレン アルティメット ビジョン グランツーリスモ」を発表しました。早速映像が公開されています。
McLaren Ultimate Vision Gran Turismo : unveiled


ファッ!?

流麗なボディワークに目をとられましたが、おいこれドライバーどうなってる!?!?

グランツーリスモ公式サイトによると、
メインストラクチャーとなるキャビンは、ドライバーをうつぶせ姿勢で包み込むスタイル。その結果、極端なキャビンフォワードを実現するとともに、ドライバーがコーナーのエイペックスを完璧に把握することをも可能にしました。ドライバーを覆うティアドロップ型のキャノピーは、良好な視界確保というマクラーレン・ロードカーの美点を踏襲したものです。

キャビンの背後にマウントされるのは、マクラーレン製の4L・V8ツインターボエンジン。このエンジンは後輪を駆動しますが、前輪を覆う「ポッド」内に高出力の電気モーターを格納しており、こちらが前輪を駆動、両者を合わせたシステム出力は1150psに達します。フロントのディスクブレーキは、バネ下重量軽減のためインボード式を採用しており、ドライバーがコックピットから直接視認することができます。

エアロダイナミクスも画期的です。マクラーレン アルティメット ビジョン グランツーリスモは独立した空力不可物を最小限に抑え、ボディ自体が理想的なエアロダイナミクスを生み出すよう最適化されています。加えてコーナリング時には、エアインレット開口部周辺のカバーを開くことでドラッグを生み出し、ダウンフォースを稼ぐ仕組み。その結果、可動部品の点数が抑えられ、車体の軽量化も実現しました。F1においてカーボンファイバーをいち早く取り入れたマクラーレンだけに、このマシンでも炭素繊維樹脂を随所に採用。わずか1000kgという車重を実現しています。
とありました。

ドライバーをうつぶせ姿勢で包み込むという大胆なスタイル。これでハンドル操作ができるのでしょうか!?
「2030年以降」を見据えて開発したのが、マクラーレン アルティメット ビジョン グランツーリスモとのこと。ひょっとしたら近未来のドラポジはこれが主流になっているのかもしれませんね。