米国でも注目、トランプ・安倍の親密すぎる相棒関係
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51099?page=2 では、安倍、トランプ両氏はそもそもなぜこれほど親密なのか。
まず米国のメディアが頻繁に指摘するのは、「両者ともに保守主義者でナショナリストだから」とか「性格的にも相性が良いから」という理由である。しかし、米国の日米関係専門家らは、それ以上に深い理由があると解説している。
以下は、米国メディアが伝えた、そうした専門家たちによる説明である。
「トランプ大統領は間違いなく安倍首相に対して『親しい友人』という感じで対応している。安倍首相は米国新大統領とのこうした関係を一生懸命努力して築いたと言える」(シーラ・スミス外交関係評議会日本研究者)
「安倍首相はトランプ大統領に対して、超大国の最高指導者としての重要性を認め、その発言にも賛意を表明して信頼を得た。この種の国際的な首脳レベルでの賛同は、トランプ大統領にとって不可欠である」(スタンフォード大学東アジア研究所講師のダニエル・スナイダー氏)
「安倍首相は、予測困難で奇矯な言動の多いトランプ大統領をうまく誘導することができた数少ないアジアの首脳だと言える。そうした誘導は、安倍首相自身と、そして日本にとって実質的に有利な材料となる」(前オバマ政権国家安全保障会議アジア部長のエバン・メディロス氏)
「トランプ大統領は世界的に不人気かもしれない。だが、対処の難しい米国の新大統領にうまく対処できる方法があるのなら、日本の首相としては当然それを目指すだろう。それは日本の安全保障などの国益に資することになる」(元ブッシュ政権国家安全保障会議アジア部長のマイケル・グリーン氏)
彼が生きていたら、なんと言うだろうか