セラミックのアーティスト、ティム・コヴァルチク(Tim Kowalczyk)は、陶器を使って別素材にしか見えない作品を生み出している。
見た目は破れたダンボール、錆びたブリキの缶なんだけど実は陶器っていうそのギャップを楽しめるんだ。
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時間の経過により風化していったものに魅力を感じるというティム。朽ち果てていく直前で時を止め、その情緒を楽しむというのだ。
マグカップには本物に近づけるため、『取扱注意』のステッカーまでも再現しているものもある。
image credit: Tim Kowalczyk
image credit: Tim Kowalczyk
image credit: Tim Kowalczyk
image credit: Tim Kowalczyk
image credit: Tim Kowalczyk
陶器でいかに別の素材感を出すかを考えるのが楽しいのだそうだが、見ている方も楽しい、陶器に全く見えないところが素晴らしい。
以下の作品は錆びたブリキの缶を表現したものだ。
image credit: Tim Kowalczyk
image credit: Tim Kowalczyk
image credit: Tim Kowalczyk
image credit: Tim Kowalczyk
アメリカ・イリノイ州に拠点を置く彼は、2011年にイリノイ州立大学でMFAを卒業し、イリノイ州イーストピオリアのイリノイセントラルカレッジで陶芸講師を務めている。
彼のウェブサイトやコンパニオンギャラリーで彼の作品の多くを見ることができる。
via:Colossal など・translated by どくきのこ / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
すげえ
2. 匿名処理班
これはすごい。ダンボールを愛してやまない友人にプレゼントしようかな
3. 匿名処理班
ブリキ缶まったく陶器とは思えないね
4. 匿名処理班
いいなこれ
ダンボール風のカップカワイイ
5. 匿名処理班
なんか光沢があるからすぐバレそうだねw
6. 匿名処理班
素敵だと思うのと同時に、それ以上に洗うの大変そう…って思っちゃう。
7. 匿名処理班
持ち手が不安で不安で
わかってても毎回緊張すると思うw
8. 匿名処理班
ダンボールのものは非現実感があって面白いけど洗いにくそう
ブリキのものは普通に金属で作れそうだから新鮮味がないな
ただどちらにしても飲み物を入れるのは抵抗あるな・・・
9. 匿名処理班
穴の部分に汚れたまりそう
10. 匿名処理班
これ塗ってるんじゃなくて釉薬で出てる色なら何個か欲しいな
11. 匿名処理班
口のつるつるしたところにはテープ貼ってあるっぽくしてあって芸が細かいね!
12. 匿名処理班
いいな欲しい
13. 匿名処理班
知ってるぞ、このブリキ缶を解体すると鉄が手に入るんだ。俺は詳しいんだ
14. 匿名処理班
ネコに与えたときの反応が気になる
15. 匿名処理班
ごめんなさい 陶器にしか見えません 「断面」にエッジが効いてないからかなあ
16. 匿名処理班
※9の人が書いてる様に穴の部分に付着した汚れは洗うのはほぼ不可能。
最初の一回だけとか置物としてなら兎も角使い続ける気にはなれない。
芸術家とか感性を商売道具にする人達は現実でのデメリットを見えない人が多い気がする。
というかこれは使う事を前提には作られていないと思う。
で、この記事の作品はアート作品として観賞用として見る物と思えば良いだけ。
17. 匿名処理班
花瓶にいいかもね
18. 匿名処理班
カップ麺みたいな
どんぶりだったら欲しいかな
19. 匿名処理班
ブリキ缶タイプは普通に湯呑みのデザインとしていいと思う
アマゾンで売ってほしい