米アップルは19日(現地時間)、セルラー通信時における、ダウンロード可能なデータ量の制限を100MBから150MBに緩和したことを発表しました。
セルラー通信時にダウンロード可能なデータ量の上限が引き上げられたのは、50MBから100MBへと緩和された2013年以降では初。App Store創世記と比較すると、実に15倍も大きなデータをダウンロードすることが可能になりました。
なお、データ量の増大率だけ見れば1.5倍と大きいですが、それでもコンテンツのリッチ化がさらに進む現代において、150MBという上限は十分であるとは言えません。
とはいえ、この厳しい制限も、いわゆる「パケ死」を未然に防ぐためのアップルの “優しさ” でもあります。
いずれ世の中から「従量課金」という仕組みが消失し、「定額課金」が完全に世界を支配した暁には、アップルの “優しさ” も世界から消え去ることとなるかもしれません。
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