テクノロジーの進化は目覚ましい。50年を待たずに人工知能ロボットとの愛ある性交渉が当たり前の時代が来ると予測する研究者もいる。
これまではその質感や見た目が人間に近づけられてきたがラブドールだが、そこに人工知能が導入されることで、よりリアルなパートナーとなるのだ。
しゃべったり、動いたり、もはやドールというよりアンドロイドだ。だがその技術が高度化すればするほど人類に与えるリスクが大きくなると専門家が警告を発した。
もしハッカーがラブロボットのハッキングに成功した場合、所有者を襲う「キラー・ラブロボット」になるかもしれないという。
昨日まで愛し合っていたロボットに突如襲われる。
なんというSFホラーサスペンス。
スポンサードリンク
ラブロボットがターミネーター化する危険性
「キラー・ラブロボット」論を展開したのは、オーストラリア・ビクトリア州にあるディーキン大学のサイバーセキュリティーの専門家、ニック・パターソン博士。
ラブロボットをインターネットに接続することでほかのデバイスと同様にハッカーが侵入して、けっこうヤバイことになってしまう可能性があると指摘する。
imege credit:Instagram
imege credit:Instagram
どうヤバイかというと、ハッキングすることによりハッカーはラブロボットを完全に制御できるようになるそうだ。
指示を出すことで腕や足などの付属物も自由に操れるようになるらしく、しかもラブロボットは重さ90kg程度のものが多くて実は強いため力業に出られると大ピンチなのである。
imege credit:Instagram
imege credit:Instagram
ロボットのハッキングは携帯電話やパソコンより簡単
パターソン博士によると、
ラブロボットだけでなく現代のロボットをハッキングすることは、携帯電話やノートパソコンのような洗練された機器に比べて容易いだろう
とのこと。
ズボンをおろしたとき、または下着を脱いだとき、ラブロボットがターミネーター化して襲ってきたら・・・
M属性の人とかは逆にご褒美感覚になってしまうのかもしれないが、それも命あればこそだ。ラブからキラーへ変貌するラブドールを取り巻くSF作品とか、誰か書いてみない?
via:Instagram / NY post / Twitter / Distractify / Daily starなど / translated by usagi / edited by parumo
あわせて読みたい
「日本珍スポット100景-B級スポット観光ガイド-」より人気珍スポットトップ10
真実の愛を貫くため。墓から掘り出した遺体をエンバーミングし7年間その遺体と暮らしていた男性、カール・フォン・コーゼルのゾっとするラブストーリー
世界10人のクレイジーなコレクターとそのコレクション
ロシアのちょっとシュールな医療用人体模型製造工場をたずねて
宇宙人を感電死させてしまった男性、冷凍保存してある宇宙人を公開、その正体が明らかに(中国)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう
カラパイアの最新記事をお届けします
「知る」カテゴリの最新記事
「サイエンス&テクノロジー」カテゴリの最新記事
この記事をシェア :
人気記事
最新週間ランキング
1位 3634 points | レオナルド・ダ・ヴィンチが書き綴ったノート『アランデル手稿』の高解像度データが無料公開。万能の天才を知るチャンス到来! | |
2位 2499 points | 【R.I.P.】世界最高齢の猫ナツメグさん、永遠の眠りにつく。享年32歳 | |
3位 1001 points | 自然界の恐ろしさが押し寄せるナチュラル・ホラー。血も凍る戦慄の瞬間をとらえた写真(閲覧注意) | |
4位 991 points | ありがとう、カッシーニ!20年の土星探査ミッションを終えたカッシーニが撮影した美しい写真 | |
5位 887 points | このリアリティはヤバい。指が溶けて真っ赤な血が流れ出し最後は骨になる「血みどろの手キャンドル」が販売されちっち(※閲覧微注意) |
スポンサードリンク
コメント
1. 匿名処理班
みんな知ってたよ
2. 匿名処理班
ラブロボットのハッキングとか本当にファッ…ごめん、なんでもない。
3. 匿名処理班
タスケテ…… タスケテ……
4. 匿名処理班
攻殻な世界だな。
5. 匿名処理班
イノセンスでみた
6. 匿名処理班
おはよう・・・・チャンドラ・・・・はかせ・・・・わたしは・・・・ハル・・・・です・・・・
きょうの・・・・さいしょの・・・・じゅぎょうを・・・・はじめて・・・・ください・・・・・・
7. 匿名処理班
月面のランプの旦那みたいに、お楽しみ中に電池切れってのも怖い!
8. 匿名処理班
50年か・・生きてる自信ない