今回のイベント主催は鳥取県、協力が株式会社ポケモン、ポケモンGOの開発運営元ナイアンティックという布陣。

鳥取県によれば、イベントの趣旨は「日本最大級の砂丘である鳥取砂丘の雄大な自然を多くのみなさまに体感してもらうため」。

鳥取県は以前からポケモンGO観光に力を入れており、県公式ポケモンGOポータルサイト『とっとりGO』を開設運営するほか、2016年7月には街中と違って安全にスマホゲームが楽しめる場所として、「鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区宣言」なるものを公表していました。



熱中症やケガに注意すること、生き物や他の人に迷惑をかけないこと、砂漠の自然を楽しむこと、など一応のルールが並びますが、要はぼんやり歩きスマホしても自動車に轢かれることなく、もし仮に転倒しても砂なので比較的重大事故になりづらいことを活かして、ぜひポケモンGOを遊びに来てください、との内容です。

鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区宣言

雄大な鳥取砂丘は、美しい自然のなかで、多くのポケモンたちが暮らし、皆様を待っているようです。
街中と違って安全に楽しめる鳥取砂丘で、掟（おきて）を守ってゲットしてください。
ここに、「鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区」を宣言します。

平成２８年７月２５日
鳥取県

いくら歩き回るのに適した場所だからといって、砂や自然しかないのが砂丘では？？と思えますが、実は100mごとに格子状に設置された「調査杭」が(ポータル申請したIngressエージェントたちによって)ポケストップ・ジムに登録されており、砂丘内に100以上のポイントが存在するとのこと。


11月24日から3日間のイベントでは、レアなポケモンが砂丘に登場するほか、「鳥取県・鳥取砂丘ならではの様々なおもてなし」も用意されます。

実世界での移動をテーマにするポケモンGOは、人口やロケーション数の地域格差から人口密集地が明らかに有利、イベントも都会でばかり開催される、との批判が根強くありますが、観光地とはいえ「とっとりGO」は凄まじいインパクトです。

なお最近の大規模イベントで続いていた、特別なレイドバトルイベントは含まれないことがあらかじめ明らかにされています。