米グーグルは4日(現地時間)、小型カメラ「Google Clips」を発表しました。
新たに発表されたGoogle Clipsは、小さな子供を持つ両親やペットの飼い主などを主な対象にした小型カメラであり、“偶発的な一瞬” を捉えることを目的とした製品とされています。
端末には「Moment IQ」と呼ばれる機械学習アルゴリズムが実装されており、どのような瞬間を写真に収めるかは機械側が自動的に判断するため、端末の起動と設置を完了させてしまえば、ユーザー側が逐一シャッターを切る必要はありません。
一方で、Google Clipsは、「motion photos」と呼ばれる “音声なしの短い動画” を撮影するための製品であるため、録音用マイクは搭載されていない上に、motion photosの最大フレームレートは15fpsに設定されています。
また、16GBのストレージが内蔵されているほか、Wi-Fi通信を介して手持ちの端末に直接撮影データを転送することも可能であり、3時間のバッテリーライフを実現しているとのこと。
なお、Google Clipsは、間もなく249ドル(約2万8000円)で米国市場において発売される予定です。
[グーグル via Android Police]
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