The Korea Heraldは9月25日(現地時間)、韓国サムスンが現在、AI(人工知能)処理に特化した新型プロセッサの開発に取り組んでいることを報じています。
サムスンの消息筋がThe Korea Heraldに語ったところによると、同社は現在、数年以内の製品化を目指して複数のAI処理専用プロセッサの開発を進めているとのことです。
また、この新型プロセッサは既存の類似製品とは異なり、クラウド上に設けられたデータサーバーとのやり取りを必要とせず、端末単体でAIに必要とされる処理を完結させること、つまり ”AI処理の完全なオフライン化” を実現させるための製品となる見通しとされています。
また、既に中国ファーウェイや米アップルは、AI処理に特化したプロセッサを統合した最新SoCを発表しており、今後その流れはますます加速していくことが予想されます。
なお、「Bixby(旧名:Viv)」という素性の良いバーチャルアシスタントを有するサムスンですが、現時点では、今一つその潜在能力を活かし切れていないようにも思われ、この新型プロセッサがBixbyを覚醒させてくれることに期待したいところです。
[The Korea Herald via Phone Arena]
ソーシャルシェア
著者