Android Policeは6日(現地時間)、「Pixel 2」および「Pixel 2 XL」においては、運転中に自動的に「Do Not Disturb」機能が有効化されるように設定することが可能になる見通しと伝えています。
今回新たにGoogle Playストア上に登録された米グーグルの純正アプリ「Pixel Ambient Services」の中に、運転中の不意のスマートフォン操作による事故発生を未然に防ぐための機能の存在が確認されました。
アプリの製品ページに貼付されているスクリーンショットによると、このアプリから「Driving」モードを有効化することで、所有者が運転状態にあることを端末が検知すると、自動的にDo Not Disturb機能が有効化され、すべての通知が遮断されるよう設定することが可能になるとのことです。
また、所有者が運転状態にあるかどうかは、端末内蔵のセンサー類に加えて、Bluetooth通信機能が使用される模様。内蔵センサーによる判断だけでは、所有者が運転しているのか、ただ単にバスやタクシー、電車などに乗車しているだけなのかを正確に判別できないため、車載システムなどとのBluetooth接続の有無がもう1つの ”判断材料” とされるようです。
そのほか、Pixel Ambient Servicesアプリを利用することで、近くで再生されている楽曲の名称およびアーティスト名をディスプレイ上に表示させることも可能になるとのこと。さらに、オフライン状態でもこの機能は使用可能であることが明記されています。
なお、Pixel 2およびPixel 2 XLは、米国市場では今月中旬より順次出荷が開始される予定ですが、日本市場での発売予定は発表されていません。
[Google Playストア via Android Police]
ソーシャルシェア
著者