何かあったん？何か落ちたん？え？もしかして不思議の国のアリスの世界にきちっち？と思わずにはいられなくなる、通路の床にある大きなくぼみのようなもの。
だが実際にはごく普通の廊下に白と黒のタイルを敷き詰めただけだという。
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自分の目が信じられない！イリュージョンな床
「イリュージョンフロア」と称されているこの床は、あらかじめ目の錯覚を計算に入れてデザインされたもので、英マンチェスターのタイル会社カーサ・セラミカの社屋に設置されている。
いくら平らだといわれても足元の架空の斜面から異世界に吸い込まれそうな気分になる妙な床。とてもまともに歩けそうもないのだが、ほんとうに大丈夫なんだろうか？
この会社の役員であるダンカン・クックはこの床を「不思議の国のアリス風の床」とも呼んでいる。
ダンカン・クックのツイートより
Like our entrance floor made from tiles #sorrynotsorry 😂 pic.twitter.com/hk8b78uqND
— Duncan Cook (@DuncanCook10) 2017年9月21日
動画の方も公開されていたのだが、
ぬぬ？
Here’s how to navigate our floor! #tiles #Manchester #Lovetiles #Illusion #Aliceinwonderland #CharlieAndthechocolatefactory pic.twitter.com/fn8kV2Wcz9
— Casa Ceramica (@casaceramica) 2017年9月22日
やっぱり歪んでんの？と思うだろ。
実はこれ演技であり実際には普通に歩ける。
@DrGBuckingham #tiles #illusion #Manchester #lovetiles pic.twitter.com/kvopveYXe3
— Casa Ceramica (@casaceramica) 2017年10月10日
え？それでも平らな気がしない？じゃ、これを逆方向から見てみよう。
Correct, here is the view back the other way @casaceramica pic.twitter.com/c6LaVIw1sW
— Duncan Cook (@DuncanCook10) 2017年9月22日
するとまあ不思議なことに、さっきのウネウネがどこへやらの平らな床にみえるのだ。ビー玉置いたら転がってくようにみえるのもこっちの錯覚のせいなのかそうなのか。
錯覚を誘う特殊デザインのタイル
この床の秘密は、錯覚を招くためにデザインされたゆがんだタイルにある。そのタイルを貼っているときの様子もツイートされてたぞ。
イリュージョンフロアの施工風景
They are actual tiles pic.twitter.com/7HvTqz9jHP
— Casa Ceramica (@casaceramica) 2017年9月22日
この床はタイルが起こす錯覚効果を証明するために一年ほど前に施工したものだが、実物を間近で見れば、そのへこみ具合はそんなにきつくみえないらしい。営業スタッフは、「この床はカメラ越しだと大幅に効果が強調される」と語っている。
転びそう！めまいがする・・との声も
なお、この床に関してツイッターユーザーの間では以下のような声が上がっていた。
This is bonkers amazing. Imagine coming home after a drinking bender!😵😵😂
— Raz (@RazSalleh) 2017年9月22日
すばらしいね。酔っぱらって帰るときどうなるか想像してみなよ
I feel car sick, no hang on it's that bloody hall
— damian clode (@damianclode) 2017年9月22日
車に酔った気分。転んで血だらけになりそう
I'm getting vertigo just looking at this
— Haunted Lance Bishop (@BraunGOAT) 2017年9月23日
見てるだけでめまいしてきた
錯覚で走りにくくなる効果も？掲示板では賛否両論
一方、海外掲示板reddit でもこの床がネタになっていた。ただしこちらでは「廊下を走るのを防ぐのに最も効果的な床」と投稿されていたようだ。
Reddit民の反応:
Kaizoku124
初回：うわぁなんだこれ！ 2回目：もうその手にはのらないぞ〜
5edu5o
そのうちほんとにそこ掘ってみたら楽しいことになるんじゃね？
Scroobiusness
カナダのある町が、スクールゾーンの交通事故の防止用に路上に子どもの3Dイラストを描いて、車を減速させてるって話をラジオで聞いたけど、番組内じゃ「それに慣れた運転手が本当の子どもをひいたら危険なんじゃないか？」って言ってた
SpaceburK
でもさ、廊下とかにこんなデザインがいくつかあるのは面白いと思う
AGuyWithTwoThighs
自分の目を信じられなくなった人たちが混乱してうまく歩けなくなるんじゃないかな
specfreader
むしろこれで転倒事故が増えると思うが
Marimba_Ani
そして訴訟が増える、と
humanoideric
平らだってわかる動画見て安心した！あーよかったぁ！
partiallypro
T-1000が出てくる寸前の床
Wavey_Davey_34987
これで走る奴を止めるのは無理だな・・・
buttnibbler
酔っぱらいを締め出すには最高の方法
SomeAudioNoob
お年寄りを締め出すためにデザインされたように見える・・・
pookiemon
もしくは、転倒防止に役立つかもしれない
てなわけでこの床の事故防止効果についてはいろんな意見があるようだが、どっかのイリュージョン系の施設なら普通に楽しめそうだ。錯覚を使ったタイル式ラグとかだったら室内のインテリアにしても面白いかもしれないな。
ちなみに、こうした錯視パターンは専門家によって次々と新たなものが考案されており、ネット上ではカフェウォール錯視、格間の錯視に続くいろいろなデザインが登場しているそうだ。
via:today / reddit / digg / twitterなど / translated by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
歪んだタイルを一枚一枚貼り合わせて作ってる事に感動した
2. 匿名処理班
足くじいて怪我しそう
3. 匿名処理班
ギクッってなるだけならいいけど、斜面だと思い込んで変に足首曲げてグキッってなりそう
4. 匿名処理班
交通事故多発地帯ってむしろこういう錯視が原因になってるんじゃないの?
5. 匿名処理班
こういうパターンが印刷されたシートを敷いたのかと思ったら、タイル手張りなのか。
職人芸だねぇ。
6. 匿名処理班
かっこいい!
マンションの玄関に敷いて、宅急便のおじさんがびっくりするのを見ていたい(笑)
ここにベンチを置いて雑談しながら通る人を見ると、癒し系スポットだね
酔って帰ったらたぶん真っすぐ歩ける
7. 匿名処理班
自分の家の中だけにしてくれ
8. 匿名処理班
大阪のどこかのTSUTAYAの床もこんな模様だった気がする
9. 匿名処理班
※5
一応建築関係の仕事してるから教えておこう
タイルはどんな形してようと、作る労力も貼る労力も大して変わらない。
問題はどんな形のタイルだろうと、でこぼこを作らず均等に、剥がれ落ちないように、なおかつセメントをなるべく節約するように貼ること。これが難しいのだ。
10. 匿名処理班
歪みねぇな♂
11.
12. 匿名処理班
犬猫に見せても同じ反応するのかな
13. 匿名処理班
いいポーズ！！！
14. 匿名処理班
反対から見ると流石にわかるけど
正面からはどう見ても凸凹してるようにしか見えない
しかもデザイン的にもオシャレ