9681091「えっ、広島やソフトバンクはまだプレーオフで一度も戦ってないのか? リーグ優勝してもう何日経過したんだ。信じられない!」 10月上旬、こう嘆いていたのが米在住のメジャー関係者だ・・



米国で「10月」といえば、野球ファンが最も熱狂する季節である。それに比べ日本球界はどうか。

9月16日にソフトバンク、同18日に広島がリーグ優勝を決めて以降、ポストシーズンに向けての盛り上がりは下降線をたどるばかり。
10月14日になってようやくCSファーストステージが開幕したものの、この時点ですでにソフトバンクと広島の優勝からはおよそ1か月が経過している。さらに両軍ともいまだにプレーオフ初戦を迎えていない。冷静に考えれば明らかに異様であり「間延び」だろう。


CS第1戦 カープ対DeNA 試合ハイライト 10/18



こんな状況だからなのか、最近、外国人選手に日本のプレーオフについて質問すると、口々に批判的なコメントを漏らす。
中でもメジャー経験のある某助っ人は先日、CS制の見直しを含め、現在の日本のプレーオフ制についてこう警鐘を鳴らしていた。

「メジャーは日本と同じく2リーグ制(ア・リーグとナ・リーグ)とはいえ、1リーグに3つの地区がある。その地区ごとの優勝チームとワイルドカードで勝ち上がったチームで真のリーグ優勝を決めるのだからプレーオフが必要だ」


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でも、日本は1リーグ内に1地区しかない。そのリーグで優勝したチームが真のチャンピオンである事実に疑いようがない。それなのに再びCSで日本一に向けてのリーグ代表を決めようとするのだからばかげている。

日本の野球ファンがなぜこの制度に異議を唱えないのか全く理解できない。大半の外国人選手は今すぐCSをやめて、公式戦終了直後に日本シリーズで日本一を決めた方がいいと思っている。このままでは公式戦でのリーグ優勝の価値が下がる一方だからね」・・










(source: 東スポWeb - 元メジャー助っ人が警鐘 ここが変だよ日本のCS

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