ヤマハが初の無線ヘッドホン発表、有線時の音質差にも配慮。リモコン付き無線イヤホンも同時発表
ヘッドホンの有線接続時はハイレゾ音源にも対応します
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「HPH-W300」は、40mmの大口径ドライバーを採用し、左右同一構造により振動による音の変化を抑え、自然なサウンドに仕上げたと謳います。また有線接続兼用タイプであり、有線接続時はハイレゾ再生に対応し、より高品質なサウンドを楽しめます。
さらに有線接続時と、Bluetooth接続時の音質傾向(周波数特性)が同じになるようにチューニング。これにより有線接続時とBluetooth接続時の音質差を少なくし、接続形態に関わらず同じ感覚で音楽を楽しめる点も特徴です。
イヤーパッドの形状は、同社のモニターヘッドホンにも採用されている楕円形タイプをリスニング用に小型化して採用。フィット感の向上と携帯性に貢献します。
また、振動板などを収めた「ハウジング」をヘッドバンドに対して15度傾斜させて装着。耳の角度に合わせることで、耳への密着感をサポートしています。
さらに側面部にはタッチセンサーコントロールが内蔵され、再生、停止、スキップ、バックスキップ、音量のアップ、ダウン、Siri音声コントロールの操作などが行えます。
実際に試聴した感じでは、高音がしっかり出ていて、なおかつ中域の存在感が十分にあるという感じ。Bluetooth接続のCODECは、SBC、AACの他aptXにも対応します。ヤマハ側がアピールする有線接続時との周波数特性や音質差に関しては、ハイレゾ対応DAPにて聴いてみたところ、有線接続時と比較して若干中域が控えめな印象も受けました。
先行試聴は、10月下旬より、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、eイヤホンといったヘッドホンを扱う量販店、そしてヤマハ銀座店1Fなどで行われる予定です。
「EPH-W53」は、インイヤータイプながら6.4mm口径のドライバを採用し、レンジの広いバランスのとれたサウンドを目指したモデル。耳の中でのずれを防止する独自開発スタビライザー(3サイズ)と、硬度の異なる素材を使用したイヤピース(5サイズ)により、様々なサイズの耳で高い装着感が得られるとしています。
実際に試聴したところ、AACなどの圧縮音源でも気持ちよく聴ける音作りのように感じました。iPhoneなどスマートフォン用のヘッドホンとして、ちょっと良いものを使いたい、また人と違ったモデルを使いたい。という人にも適していると思います。
こちらの先行試聴は、11月上旬より。ビックカメラ、ヨドバシカメラ、eイヤホン、ヤマハ銀座店1Fなどで行われる予定です。