「Mac miniは将来的には重要なラインナップの一部」アップルのティム・クックCEOがユーザーに回答?
新製品が出るとしても、拡張性が削られませんように
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アップルのティム・クックCEOが同社のMac miniを愛用するユーザーからのメールに対して「Mac miniは将来的には我が社の重要なラインナップの一部となる」旨を回答したことが、米メディアMacRumorsにより報じられています。
Mac miniは2014年に最後のアップデートをしてから、すでに約3年が経過。もはや新型が出ないのかと危ぶまれていた製品だけに、愛用するユーザーにとっては希望の光が差したかもしれません。
Mac miniはアップルのデスクトップPCの中でも最もお手頃な製品。マウスやキーボード、ディスプレイなしで本体のみの提供ですが、逆に「ユーザー好みにカスタマイズしやすい」点が愛されています。
そのMac miniも最新アップデートから3年が経過し、搭載CPUもインテルの第四世代Coreプロセッサ。現在は日本円で48,800円(税別)からという価格設定も、お買い得というには微妙になってきていました。
そんなタイミングで、MacRumors読者だというKrar氏は「私はMac miniを愛していますが、3年もアップデートがありません。何か進展を期待していいのでしょうか?」とティム・クックCEOにメール。
するとティム・クック氏から「Mac miniを愛してくれてありがとう、我々も愛してるよ。ユーザーはMac miniをクリエィティブで興味深い使い方をしてくれているね。まだ詳しくは明かせないが、将来的にはMac miniを我が社のラインナップの重要な一部とするつもりだよ」と返信が来たとのこと。
以上、Mac Rumorsが入手したというメールのスクリーンショットが下記となります。
今年4月にはアップルが米メディアを招いた座談会にて、同社の上級副社長フィル・シラー氏が「Mac miniはラインナップの中で重要な製品だが、これ以上は言及できない」と述べたと報じられており、今回のティム・クック氏がメールしたとされる内容の信憑性を強めています。
MacRumorsはMac miniの新モデルが出るとしても、2017年は終りに近いため、2018年のことだと予測。CPUとしては第八世代のKaby Lake Refreshが搭載されるとの見解を述べています。
「本体だけ」という最小限の構成ながらUSB3.0 x 4、SDXCカードスロットにヘッドホン出力、Thunderbolt 2にHDMIなど「最近のMacから削られたもの」が満載され、高い拡張性を誇っていたMac mini。今度こそは......と熱い目線を向けるユーザーも少なくないかもしれません。