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いい感じにB級なノリが心地よい。「ドリーム・キャッチャー」 » | がらくたGallery

10月

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いい感じにB級なノリが心地よい。「ドリーム・キャッチャー」

By ono   2017年10月23日



 ドリーム・キャッチャー
 月に一度くらいしか更新しないようなブログに存在価値はないと言っていいでしょうが、完全にやめたわけではない、という程度には続けていきたいと思います。どうもオノです。
 さて、今回ご紹介しますのは、かの有名なスティーブン・キング原作によります「ドリーム・キャッチャー」です。幼馴染だった4人の男が冬の山小屋で再開するんだけど、事態が急展開して、どんどん話が大ごとになっていく、という映画。ネタバレはしませんよ。2003年の作品です。

あらすじ
 メイン州の小さな町に住む4人の少年、ジョンジー、ヘンリー、ピート、ビーバーはある日、風変わりな少年ダディッツを助け、不思議な出来事に会う。ダディッツと4人は秘密を共有することで強い絆が結ばれるのだった。20年後、大人になった4人は仕事上ではさえない日々を送っていた。そんなある時、4人は北方の森にある狩猟小屋で再会を果たす。彼らにとって毎年恒例の楽しいイベントのはずだったが…。

 と、いう話。で、↑写真の少年が、4人が助けた少年ダディッツ。彼はとある素性から不思議な力を持っており、その力を少しだけ4人は分けてもらっているのです。ただ、大人になってからの4人は彼に会っていない。不思議な力を持っていても、仕事が全然うまくいかない4人は仲間の一人ジョンジーが事故にあったことをきっかけに恒例の狩猟小屋でのパーティーを開くのですね。

ドリームキャッチャーが護るもの
 いわゆるドリームキャッチャーとはアメリカ先住民族の装飾品で(↑写真の左上にも写っている)、ベッドの上にかけておくと、子供を悪夢から守ってくれると言われています。たぶん、不思議な少年ダディッツはドリームキャッチャーと意味的に繋がってくる存在でもあるのですね、きっとね。さて、4人は買い出しに出るものと狩に出るもので別れて行動することになるのですが、早くも小屋の周りにおかしな空気が。

話が強引に進みます
 動物たちの行動が何かただならぬ感じなのですね。そして、ヘリコプターが現れ、彼らに警告を与え・・・とどんどん話が不穏な方向に転がっていくのですが、ここから先はネタバレしません。一つ言えるのは、「あらすじを知らずに何も考えないで観ると楽しめる映画」です。男4人が集まって子供の頃の秘密を分かち合い、みたいな部分ではちょっと「スタンド・バイ・ミー」っぽい話なのかな、という気もしますし(実際そういうシーンもある)、閉ざされた山小屋で恐ろしいことが、っていうと「ミザリー」が連想されますし、とにかくこのお話、スティーブン・キングのいろんな要素がごった煮的に詰め込まれているのです。その上で予想のつかない展開を楽しむのがお作法かと。

変な期待はしない方が良い
 ↑振り向きざまに「なんなんだよお前は!」っていう。予告編を観ると極上なサスペンス・スリラーだろうな、と思うのですけど、全然違います。どちらかというとB級ノリですので、とにかく期待しないで観て、楽しみましょう。あと、微妙な役どころでモーガン・フリーマンが出てきます。相変わらず仕事選ばなさすぎです。良いのかそんなんで。

  


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