9686142「学校給食でのソフト麺は減りつつあります。愛知県を例にすると、学校給食での麺食(年間約1000万食)のうち、ソフト麺は約38%。残りはうどんや中華麺、きしめんなどです」・・



懐かしの給食“ソフト麺”が存続の危機


大手ソフト麺業者の社長 「平成21年に、文部科学省が出した『学校における米飯給食の推進について』の影響は大きいです。“週3、もしくは週4回、米飯給食にしましょう”というお達しです。

学校給食は週5回。そのうち4回が米食で、残りの1回を麺とパンで分け合っているわけです。すでに新潟市では、米飯給食が週4.5回だと聞いています」

全国に先駆け、1965年にソフト麺を学校給食に採用したのは東京都だが、

「2年前にソフト麺は“規格品”からはずれました」と話すのは、東京都学校給食麺協同組合の理事。

各都道府県には学校給食会があり、そこで規格品として登録された主食は、各学校に安定的に供給される仕組みになっている。

「最近の東京都だと、ソフト麺は学校給食週間のときに“懐かしのメニュー”として注文が入るだけですね」


ソフト麺


ソフト麺は配膳される当日に、40分かけて90度の蒸気殺菌を行い、ホカホカの状態で学校に午前中に納入される。ほかの麺に比べて手間がかかるのだ。

「年じゅう注文があるなら問題ありませんが、その1週間だけのために、どれだけの業者がソフト麺のための設備を持っていられるか……。
なかには注文を受けられない業者も出てきたので、1度、規格品からはずそうということになったんです。ソフト麺をはずしても、東京都の規格品の麺は15種類ある。バリエーションは多いんです」

少子化で児童・生徒の数は減っている。学校給食から撤退したり、廃業したりする麺業者も現れ始めた・・

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日本の学校給食の歴史