「この街を歩くと『影』にドキッとする人が続出する」思わず2度見するカリフォルニアの光景
Graphic artist Damon Belanger installs 'fake shadow paintings' around San Francisco
そこから伸びる……なんとかわいらしい花柄の影!
あれ、でもシンプルな自転車止めの形からそんな影が伸びるのはおかしいような……。しかも、よく見ると自転車止めの影は真下に別にあります。
実はこの影は「フェイクシャドー」と呼ばれる偽物で、グラフィックアーティストのデイモン・ベランガーさんが描いたものだそうです。
曇りの日だとこんな感じ。自転車の影がないので、フェイクだとわかりやすいですね。
ベランガーさんは、街のさまざまなオブジェに、こうした偽の影を描いているのだとか。
こんな風景ばかりだったら路地を歩くのが楽しくなりそうですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●フェイクシャドーと聞かされてもぴんと来ないまま写真を見ていたら、影の角度が不自然な気がして、この影は本物だろうかと疑問を感じてきた。そこでようやくフェイクだってことを思い出した。なんてこった! クールな写真だね。
↑(投稿者)自分も2度ほど見直したよ。上手にできている。
●いったいその形がどうやったらその影を生み出すのだろうと、1分くらい考え込んでしまった。
↑「どうやってその自転車止めがその影に……なる……ああ!」
●これはレッドウッドシティにあるよ。
●興味深いので、みんなの意見を聞きたい。
グラフィックアートと落書きの違いが生まれるのはいつなんだ?
↑私有物に何か描いてほしいと依頼したらアートだ。絵を取り除くのにコストが掛かるなら落書きだ。お金の動きを見るとよい。
↑じゃぁバンクシーはアーティストじゃなくて落書き屋?
↑バンクシーの絵は、バンクシーの絵だと発見されるまでは落書きさ。壁をはがし、それをオークションで50万ドルくらいで売ったらアート。どちらにしても誰かが取り除くんだが。
●どんな種類のペイントを使っているんだろう。
フェイクだと知っていても、しばらく考え込んで眺める人もいるとのことです。センスが光るアートですね。