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アメリカの妊産婦死亡率は、他の先進国どころか中国やイランと比べてもひどいことが判明…海外の反応:らばQ
2017年11月01日 21:39

アメリカの妊産婦死亡率は、他の先進国どころか中国やイランと比べてもひどいことが判明…海外の反応

 

アメリカは先進国の中で最も妊産婦死亡率が高い00
アメリカは世界一の経済大国でありながら、格差拡大によりいろいろなことが社会問題となっています。

特に医療関連はひどいもので、妊産婦の死亡率は先進国の中で最悪であることが判明しました。

いったいアメリカの新米ママたちの命を奪う原因は何なのでしょうか。

America has the highest maternal mortality rate of all industrialized countries.

出産は古来より大きなリスクを伴い、多くの母親たちが命を落としてきました。

しかしながらこの30年で医療は進歩し、世界のほとんどの国が妊産婦の死亡率を大幅に減少しています。しかしアメリカは死亡率が高くなった、ほんの一握りの例です。

今や先進国と比べて高いだけではなく、トルコ、イラン、プエルトリコ、中国などを始めとした、先進国以外の国と比べても高くなっています。

最先端の医療技術を持つはずのアメリカで、いったい何が起こっているのでしょうか。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●誰もなぜかを尋ねていない。なぜ? なぜ我が国の妊産婦死亡率は高いの?

↑テキサス州で医療ミスの弁護士をしている母親に尋ねてみた。
(ちなみにテキサス州は妊産婦死亡率が高い州で、彼女が扱う多くは妊産婦や新生児の死亡について)
彼女によると、「ちゃんとした妊娠管理(胎教)が伝わっていない。母親たちは分娩の直前になって現れるだけ。そのときになって問題が発覚する。妊娠初期の予防や管理が絶対的に不足している。間違いないわ」とのことだ。
アメリカ人の大半は掛かりつけの医師を持たない。自分は23歳だけど同じ年齢で掛かりつけの医師を持つ人を知らない。
そしてほとんどの人は死ぬ寸前まで病院に行かない。その理由は、あまりにも医療保険が高額なせいだ。
保険に加入している人でさえも、保険がカバーしてくれる率がとても悪いので、結局は支払えない。これが理由で女性たちが現実的に支払える医療を受けられないのである。さらに医療保険の多くが妊娠管理を含んでいない。この国の女性は医療保険で苦しんでいる。私たちは本当に見放されていると思う。とても悲しい状況である。

↑うちの妻がそうだ。2人とも医療保険に加入しているが、妊娠管理は年に1度で妻の保険には含まれていない。さらに医療費を確保するのはとても難しく、どれほどの費用か掛かるか覚悟しなくてはならない。

↑私は妊婦だけど、最初の超音波検査だけで450ドル(約5万円)もした。

●このことを看護学校で学んだ。みんなはこのことを知らなくちゃいけない。考えるだけで恐ろしい。

●「アメリカ! ナンバーワン!」
(※皮肉)

●私もこのことを授業クラスで学んだ。ほとんどの人がこれを予防するための医療保険に加入できないでいる。

●もはやアメリカの比較対象が他の先進国ではなく、いつも後進国と比べてどの辺の位置かという話になっているのが面白い。
今のアメリカはいろんな意味で、たくさんのお金のある後進国だよ。そのお金もごく一部の層に集中しているので、エリート富裕層以外は後進国である。

↑アメリカはたくさんお金のある後進国ではない。後進国では教育や自由の権利がないからね。


さすがに後進国ではないと反論の声もありましたが、大半の人がろくに医療を受けられずにいるのが現実です。

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