サムスンが2月のMWC2017で発表したWindows 10搭載タブレット「Galaxy Book 10.6」「Galaxy Book 12.0」を日本国内で発表しました。発売は11月中旬。10.6はシネックスインフォテックとダイワボウ情報システム、12.0はコストコホースセールジャパンを通じて販売されます。
Galaxy Bookは、Galaxyブランドとしては国内初のWindows OS搭載タブレット。キーボードカバーを装着する2-in-1スタイルのタブレットで、12.0インチモデルは第7世代Core i5とRAM 8GBを搭載。海外モデルではLTE対応モデルもありますが、国内モデルは残念ながら未対応。
Galaxy Noteシリーズと同じくSペンが使用可能。最新のNote8に付属のものと同じペン先は0.7mmで、4096段階の筆圧感知に対応。本物の紙とペンのような書き心地で創造性を発揮できるとしています。
また、Samsung独自のSamsung Flowを標準搭載。Galaxy Bookと互換のあるスマートフォンであれば、通知内容をGalaxy Book上に表示が可能。また、Samsung Passを登録すれば、スマートフォンの生体認証(虹彩、指紋)を使用してGalaxy Bookにログインすることもできます。
主な仕様はGalaxy Book 10.6が解像度1920x1280、第7世代 Core m3、RAM 4GB、ストレージ 128GB。12.6インチモデルが2160x1440、第7世代Core i5、RAM 8GB、ストレージ256GB。OSは10.6インチモデルがWindows 10 Proなのに対し、12.6インチモデルはWindows 10 Homeとなっています。
インターフェースは10.6インチモデルはUSB Type-C(USB 3.1)が1ポートと3.5mmイヤホンジャック、12.6インチモデルはUSB Type-Cが2ポートと3.5mmイヤホンジャック。
価格は発表されていませんが、米国では10.6インチモデルが629.99ドル(約7万2000円)、12.0インチモデルが1,129.99ドル(約12万9000円)で販売されています。