HTC VIVEの無線化キットは2018年2月発売、ケーブルレスでルームスケールVRが可能に
TPCastはOculus向けも開発中とのこと
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アスクは、VRヘッドセット「HTC VIVE」をワイヤレス化するキット「TPCAST Wireless Adapter for VIVE」を日本国内で2018年2月に発売すると発表しました。価格は3万円台後半(税抜)になる予定。
HTC VIVEは部屋の中をある程度自由に動き回れるルームスケールVRを売りにしていますが、PCとの有線接続が必要なため物理的に動きが制限されてしまいます。最近はVR用にバックパック型のPCも発売されていますが、TPCAST Wireless Adapter for VIVEを使えば、煩わしいケーブルを無くし、無線接続が可能です。無線化することで気になる遅延も、2ms以下とのこと。
キットはPCに取り付ける送信機「PC TX Module」、VIVE本体に取り付ける受信機「RX Module」、電源ユニット「Power Box」などで構成。
標準バッテリーでは約1時間半のプレイが可能で、より大容量なバッテリーも装着出来ます。詳細は不明ですが、紹介動画を見るとANKERのモバイルバッテリを使用するようです。
なお、TPCAST Wireless Adapter for VIVEは、中国のスタートアップTPCastが開発したもの。VR関連のスタートアップを支援するVIVE X アクセサレータープログラムにも選ばれており、中国のHTCサイトでは2016年11月に予約が開始。欧米でも2017年10月に予約が始まっています。