9691271週刊文春が得意とする「文春砲」は空砲か発射ミス。要するに大誤報と判断すべきなのだが、「そうでもなく、むしろ文春さんは被害者という話なんです」とキー局幹部が証言するのだから真相は複雑だ・・



文春砲は誤報か?


キー局幹部 「結論から言えば、テレビ業界では『宮根さんサイドに文春さんが体よく利用された』と言われています。

記事にあるように、『ゴゴスマ』の視聴率が伸びていて、『ミヤネ屋』が苦戦しているのは事実です。実際、視聴率が芳しくないため、今年の夏頃には、今後をどうするかという話も浮上したと聞いています」

「仮に讀賣テレビが宮根さんを切ることを決断し、フジテレビが来年春の番組リニューアルのために獲得へ動くとして、その交渉完了のデッドラインは同じ18年の1月になります。広告代理店を呼び、『今年の春は、こういう番組を放送します』と説明し、スポンサーを集めてもらう必要があるからです。

今年の夏頃から『視聴率が落ちているよね』という話題が出ていたとして、まさに讀賣テレビやフジテレビにとって10月という時期は『宮根氏を辞めさせるか、続投させるか』、『宮根氏を獲得するか、スルーするか』という決断を下さなければならない、最も重要な時期にあたります」


週刊文春が「宮根誠司 ミヤネ屋降板」と報じ話題に


そして文春に“スクープ記事”が掲載された。

「自分をクビにしようとする動きを察知したらどうすればいいか。大手・名門企業でも、政治家でも、それこそヤクザの組長でも似た動きをすることがありますが、あえて自分の地位が危機だとマスコミ1社を選んでリークしてしまうんです。

まさにスクープですから、その社は力を入れて報じる。地位のある人間を辞任に追い込むには、秘密裏に動くのが鉄則です。情報が漏れてしまえば絶対に動きにくい。実際、これで讀賣テレビは全く身動きできない状態になったはずです」


宮根誠司さん 「ミヤネ屋」で降板報道を否定したが・・
9691271-1


讀賣テレビの立場からすれば、何が何でも宮根氏を解任しようとしていると仮定しても、文春のスクープ通りに事を進めるのも腹が立つ 。相当に根回しをしていたとしても「来年3月」にクビを切るのは無理だろう。

例えば「再来年の3月」などの線で調整し直すはずだ。そして「解任を検討する」くらいのレベルなら、文春の報道で話自体が立ち消えになる可能性もある。

「要するに典型的なマッチポンプで、文春さんは被害者と言われています。体よく宮根サイドに騙された可能性も否定できません。

文春さんに書かせた上で、事務所の責任ある人物が讀賣テレビに『こんな報道があるけど、事実なの? 事実だとしたら、私たちに言う前に、文春さんにリークするってのはひどいよね』とねじ込むことができるじゃないですか。

当然ながら讀賣テレビさんは『文春さんの報道は事実無根です』と答えざるを得ません」・・


関連リンク: 宮根誠司、「ミヤネ屋」を電撃降板へ! フジテレビの新番組に移籍か

宮根誠司 ミヤネ屋降板報道を完全否定