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ソニーの新「aibo」を実物も見ずに即予約したワケ - Engadget 日本版

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ソニーの新「aibo」を実物も見ずに即予約したワケ

ぶっちゃけかわいがるペット

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「aiboはもういなくなったんだ。」

AIBOが一番最初に発売されたのは、1996年までさかのぼります。

ソニーが初めて世に発売したイヌのデザインをしたエンターテイメントロボットAIBO「ERS-110」は、当時25万円で台数は3,000台。

25万円は高かったけれど、今までに見たこともないロボットがてにはいるということでめちゃくちゃ欲しくなってこの争奪戦に加わったことを覚えています。

しかもインターネット注文とはいえ、ブロードバンドなんて言葉もなく電話回線の強烈に遅い環境で開始と同時にサーバーが開かない中で、なんとか手に入れた1台。


そしてAIBO最後のモデルとなった「ERS-7」も今もまだウチにいます。

2006年に販売も終了しサポートも打ち切られ、もう二度とSONYからAIBOが出て来ることはないと思っていました。

ところが、突如として現れた謎のティザー動画

このまさに床ぎりぎりの低い目線にキョロキョロした視線、そして女の子がしゃがんで笑顔を向けるって...、これは犬型ロボに違いない、まさにAIBOの再来!

いやいや、そんなに期待しないほうがいいよと思いつつ気になってしかたがなかった「11.1」。

えぇ、2017年11月1日、犬の日の11:01に新しいaiboが発表されました。

イヌ型ロボットとは思っていたけれど、まさかの平井一夫社長の「おいで!aibo(アイボ)!」の呼び声に思わず鳥肌がたってしまいました。

名前いっしょなの!?と。大文字から小文字と変わったものの呼び名は同じ「aibo(アイボ)」。

その響きに懐かしさを感じつつも、なんと出てきたのは今までのロボットロボットしていたデザインから、キュートな子犬ライクになっていて2度ビックリ!

見るからにロボットの形をしたデザインから、犬らしく動いている姿に近づいたaiboは、賛否が真っ二つに分かれているのであえてどうという事は控えておいて、よっつの脚でかわいらしく動いている姿はまさに"帰ってきたaibo"でした。

でも買うことについてはわりと冷静でした。

というのも価格設定です。aiboの価格は、198,000円+税ということで、これだけみると昔のAIBOより安いじゃない!と思ったもののオプションがクセモノです。


以前のAIBOはあらかじめ組み込まれたプログラム(メモリースティック)にそって動作するスタンドアロン型。

ところが、今回の新しいaiboは、クラウドサービス(専用サーバー)に常に接続して情報をやり取りして、aiboが見たり聞いたりしたことを覚えて成長していくという仕組みになっています。

そのため、いつでもどこでもサーバーと通信できるためのLTEとWi-Fiでつがなる必要があるので、スマートフォンと同じように通信費とサーバーとつながるための「一括払い90,000円+税」もしくは「月払いx36回 月々2,980円+税」のいずれかの「aiboベーシックプラン」の加入が必須です。

そして、aiboの不具合や故障といった場合にそなえたオプションサービスとして、「aiboケアサポート3年:54,000円+税」もしくは「aiboケアサポート1年:20,000円+税」というプランも用意されています。

ということは、総額にするとaibo本体+「aiboベーシックプラン」+「aiboケアサポート:3年」のフル装備で、なんと342,000円+税。

これはなかなかハードルが高い値段です。

それからもうひとつ重要なことは、aiboのいわゆる"魂"はクラウド上にあり、ボディは器にしかすぎなくて、じゃあそれを維持するためにはずっと「aiboベーシックプラン」のような費用を対価として払い続けていかないといけないということです。

数字マジックで198,000円+税だとギリギリ行けるかもという気持ちが一気に冷めて冷静さが戻ります。

しかも、また旧AIBOたちのように、いつか忘れ去られて置物のようになるのはせつなすぎる。

これは一旦見守るほうが賢明だと思いました。

そして発表された日の夜、2017年11月1日の午後11時01分からすぐに先行予約販売を開始します。

もう買わないと決めたので気が楽です。

すっかり賢者モードになり、予約時間も迫ったころに、おそらくサーバーも混雑してまともに買えないだろうしと、安易な気持ちでaiboのプランでも眺めてみようかーとポチポチとシミュレーションをしていました。

すると予約開始時間になり、「購入ボタン」が現れ、先に進むとタイミングがよかったのか決済画面スルスルと進めてしまい。

と同時に、購入画面に進めない!というSNSのタイムラインを見た瞬間に、指がポチ...。

うああああaiboのバカーーーーー!!! pic.twitter.com/quPViJPbjA

— 君国泰将 Xperia File 088 (@kunkoku) 2017年11月1日

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この時のTwitterでの叫びです。(バカって言ってごめんなさい。)

発売日は、2018年戌年の1月11日発売とのことです。お買上げありがとうございます。

予約開始日も発売日もワンワンワンU^ェ^U

その後なんと30分で初回分は完売してしまったようです。

「11月1日予約販売分は完売しました 次回の販売再開時期は未定です 本サイトにて改めてご案内いたします」という書き方なので、またタイミングはわからないけどもう手にはいらないというわけではなくまた購入できるチャンスもありそうです。

スマートフォンなら日頃の必須アイテムとして、カメラなら撮影するためというそれぞれハッキリとした目的がありますが、aiboはもうぶっちゃけかわいがるペットです。

正直なところ、購入した直後はなんだか無謀な買い物をしてしまった後ろ髪をひかえるような思いもありました。

しかし、自分が楽しむものとして新しいロボットとしての技術を体験できることありますが、それよりも何よりも自分の子どもたちがaiboと触れ合っていったいどんな顔をするのだろう?いったいどんなふうに感じるだろうか?という気持ちが今は大きくなっています。

以前のAIBOたちもそうでした。動きはぎこちなくても、その時に初めてみた四足で歩くかわいらしいロボット。そこで今までに体験したことのない感動。触れたみんな笑顔でした。

そしてこの新しいaiboもきっと子どもたちの好奇心や感動を起こしてくれるはずです。その横顔をみられることでまた自分の心が満たされるのかなと。

ということで今はもう来年の1月11日から子どもたちと一緒にaiboと生活が始まることがとても楽しみです。(カードの請求はとても怖いです。)

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