怪しい光が上空からピンポイントで地面を直撃、そこにいた牛などの家畜がUFOにひきづりこまれ、内臓と血を抜き取られて死体が地面に捨てられるとかいうキャトルミューティレーションという超常現象は、1960年代に南米を中心に話題となった都市伝説だ。
んでもって2017年10月末、アルゼンチンのある町の住民が、散歩中目撃したという怪しすぎる筒状の光の柱が話題となっていた。
それは天と地を結ぶ巨大なポータルのように見えるのだから、え?キャトルのアレ?と思いたくなっちゃうほどの光景なのだ。
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異世界へのポータル?公園で撮影された謎の閃光
2017年10月24日、アルゼンチンのエントレ・リオス州フェリシアーノの町に住む女性が、いつも散歩に立ち寄るサンノゼ公園で謎の閃光を目撃、慌ててカメラで撮影した。
するとそこには天と地をまっすぐに結ぶかのような筒状の巨大な光が写っていた。
image credit:realidadregional
SNSに投稿されたこの画像はすぐに話題となり、「異世界へのポータル?」、「タイムトラベルの影響で起きた現象?」、「キャトルミューティレーション?」という声が次々とあがった。
image credit:realidadregional
この謎の光の正体は?珍しい気象現象の可能性
謎の現象が現れたのならその原因を突き止めたいのが心情というものだ。どうやらこの巨大な光線は嵐による珍しい気象現象の一つだという説が濃厚となった。
アルゼンチンのあるニュースサイトによると、これは寒冷前線と温暖前線がぶつかった時に起きた現象だという。
温度や密度が違う2つの前線は混じることはないが、この2つが接触すると温度差によって大量の積乱雲が形成され気象状態が急激に悪化、付近で激しい雷や竜巻といった異常気象が生じることがあるそうだ。
彼女がとらえた光景は、そのような積乱雲群で生じた局地的な落雷域で、大量の電流が流れた瞬間だった可能性が高いという。
もしかしたら熱界雷という可能性もある。
多数の雷が一斉に落ちた瞬間だったのだろうか
image credit:realidadregional
地上と空を結ぶ巨大な光の柱は以前アメリカやイタリアにも出現し話題となった。
ついにはじまったか・・・と思ってしまいがちだが、この手の光は雷説が濃厚のようだ。まあそういう風に見せかけて実はとかいうロマンはまだ捨てないでいようと思うんだけどもね。
via:ufosightingshotspot / realidadregionalなど / translated by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
寒冷前線と温暖前線がぶつかる=閉塞前線になるということでごく普通の気象現象なんだけど
もちろん日本付近でもごく普通に起きている
2. 匿名処理班
ここであえて撮影者がいま攻略中のクエストの次の目的地という説を提唱!
3. 匿名処理班
これは召されてますわ
4. 匿名処理班
ダームの塔とか言う塔思い出した イースってゲームだっけ
5. 匿名処理班
始まったか…
6. 匿名処理班
あの光の下に行けば、きっと召喚された何かに出会えたはず!
7. 匿名処理班
御柱がアルゼンチンに!?