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iPhone Xを一日使ってみたレビュー。アプリの対応が追いつくまで待ちかも? - Engadget 日本版

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iPhone Xを一日使ってみたレビュー。アプリの対応が追いつくまで待ちかも?

ゲームアプリのアップデートはしばらくかかりそうです

Kiyoshi Tane
14 時間前 in apple
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「iPhone Xのレビューをお願いします。ただし貸出期間は一日」「はい」

ちょっと切ない形でiPhone X人気を実感してしまった今回のお仕事。筆者も予約したいのは山々だったんですが、すでにMacBook ProとApple Watchのダブルローンを組んでいるため、これ以上アップルの売上に貢献することは躊躇われたのです......。

さておき最新の端末、品薄が続きそうなiPhone10周年記念モデルをいち早く触れるのは有り難いということで、一日じっくり使ってみたレビューをお送りします。実物を手にしたことなく記事を書くのは幻のツチノコを語ってるみたいでしたが、今後は「iPhone Xのぬくもり」を胸にキーボードが叩けそうです。

いの一番にやることは、Face IDの登録です。本サイトでも編集長自らがコツを説いていますが、とてもカンタン。顔をカメラの枠内に入れて、鼻先を円の縁をなぞるように首を回すだけ。

iPhoneX

Touch IDは指をホームボタンに何度も押し当て、すぐ離そうものなら「指示があるまで離さないでください」とiOSにお叱りを受ける。まだ指紋が取れてない箇所も塗りつぶさないと......と地味に手間がかかったもので、お手軽さは比べものになりません。

そしてFace IDでロック解除に初挑戦、あっさり成功。「顔を近づける」というより「画面を見つめる」ほうが認識しやすい感じです。

しかし、ネックとなったのはメガネ。筆者はメガネを愛用というかナシには生活できないんですが、外すと鍵アイコンがぶるぶる震えてアンロックを拒否される! 試しに別のメガネをかけたところ認証が通ったので「メガネをかけていること」がボーダーラインのもよう。

もっともメガネ顔で登録して、外したすっぴん顔でも問題ない報告もたくさん出ていますし、個人差があるのかもしれません。筆者はアップルに「メガネは顔の一部」と認定されたようで、これはこれで良し。

あと、「暗闇でもFace IDは認識できる」との話もありますが、寝るときはメガネを外すもの。ということで「夜中に目が醒めて枕元のiPhone Xを覗くと拒否される」悲しい想いをしてしまいました」

iPhoneX

顔認識でロック解除したとたん、「ホームボタンがなくなってるけど、どうするの?」と頭上に大きなクエスチョンマーク。付属のマニュアルを読まない人生って未知が多くて楽しいですね。

画面の下にある「ホームインジケーター」を上方向にスワイプする、が正解。「押し込む」が「指を滑らせる」に置き換わっただけで消費カロリーは大差なさそうだし、筆者はマウスジェスチャー愛用者なのでむしろ好み。

で、スマホをレビューする上で絶対に欠かせないのがスクリーンショットの撮影。ホームボタンがないのにどうやって......とテンパったのもつかの間、「サイドボタンと音量ボタン上の同時押し」で解決です。こういうの、Siriに聞いたら教えてくれるんでしょうか。

iPhoneX

ほか、コントロールセンターは画面上部の右側を、通知センターは左側を上から下方向へとスワイプ。なにかと「画面を撫でる」動作が多いので、液晶保護フィルムも指の滑りがいいものを選んだほうが良さげです。

そして有機EL画面のクォリティ。たしかにキレイなんですが、先日お借りしたiPhone 8 Plusも過去の製品より十分キレイになっているため、筆者の凡庸な目にはそれほど違うかなあ?といったところ。高品質な映像コンテンツが手元にあれば、また印象は変わるんでしょうか。

画面上部が凹んでいるとも、左右がぴょこんと飛び出ているともいえる切り欠きは、普段使いでは気にならず。左側には時間、右側には回線状態やWi-Fi、残りバッテリーが表示され、「画面の外に出したいもの」が上手く収められています。

が、違和感のなさは「アプリが対応していれば」という条件付き。従来のアプリは、iPhone X以前にはなかった「切り欠き」なんて想定してません。それにiPhone Xは、アスペクト比も特殊。iPhone 5~iPhone 8シリーズが16:9に対して2.165:1で、縦長の画面となっています。

どうなるか。Chromeなどは対応済みのために全画面を余すことなく使っていますが、未対応のアプリは上下に黒い帯が入ることになってしまいます。

iPhoneX

実際、Kindleでは上下がカットされて、小説の文字数や漫画の画像もちと残念なことになっています。ストレートに情報量=画面の広さの電子書籍アプリで、これは苦しい。

画面の広さが自由度の高さにつながるゲームアプリでも同じことが言えるでしょう。横長の画面が命の『ダライアスバーストSP』で左右がカットされる(横置きでプレイ)のは、水族館の水槽を思わせる本作では魚型戦艦たちのエラ呼吸も苦しそう。

iPhoneX

その一方で、『スーパーマリオラン』はiPhone Xの仕様にも対応。広い画面を自在に飛び跳ねるフィールドアスレチックの持ち味がぞんぶんに活かされてます。
iPhoneX

まだまだアプリの対応が追いついていないiPhone X。そう入手できないことを焦らずとも、開発者のアップデートもしばらく時間がかかるわけで、ゆっくり待てばいいんじゃないでしょうか......と自分に言い聞かせてます。すぐ買えるなら、そりゃあほしいですよ!

関連キーワード: apple, faceid, iphone, REVIEW, smartphone
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