iPhone Xが発売されて1週間以上が経過しました。Xより8がいいという声も聞きますが、筆者は断然X派です。その理由を挙げていこうと思います。
理由1:ディスプレイの広さ
本体サイズはiPhone 8より僅かに大きいだけですが、画面は縦方向に大きく拡大。上から下に情報を表示するWEBやTwitterなどのコンテンツが非常に見やすくなっています。iPhone Xに慣れてからiPhone 8に触ると、画面の小ささに不便さを感じるほど。
なお「Plus」からの乗り換えではこの恩恵は感じないかもしれません。それは、iPhone 8 PlusのほうがiPhone Xよりも面積ベースでは大画面のためです。
理由2:弾かれることが少ないFace ID
次に魅力的なのがFace IDです。Touch IDでは、手がベタついていると指紋が認識されず、結局パスワードの入力を求められることがよくありました。
一方のFace IDは、真っ暗闇でも、寒い日の朝に布団にくるまりながらでも、しっかりと認証してくれます。Touch IDに比べて、認証に失敗してパスワードの入力を求められることは殆ど無くなりました。認証も一瞬なので、セキュリティがかかっているのに、まるでセキュリティがかかっていない感覚で端末を操作できるのは新鮮です。なお、マスクをつけていると認証しないので、花粉症の方は要注意です。
理由3:カメラ
iPhone 8は単眼カメラですが、iPhone Xは広角+望遠のデュアルカメラを採用。遠くの被写体も画質の劣化を抑えて撮影できます。
また、iPhone Xは標準レンズと望遠レンズの両方がOIS(光学式手ぶれ補正)で適用しており、OISが広角レンズ側のみのiPhone 8 Plusに比べても、手ブレも少なく撮影できます。実際に使ってみると、ズームをしても手ブレをかなり抑えて撮影できるので便利です。とはいえ、コンデジのズームに迫るかというと微妙な所。スマホのカメラにはまだまだ発展の余地があると感じます。
ここまで「ディスプレイ」「Face ID」「カメラ」の3点で、iPhone 8に比べたiPhone Xの良さを説明しました。そのほか、iPhone XはTrue Depthセンサーなど新しい仕組みを導入しており、今後のソフトウェア・アップデートで、それらを活かした新機能が追加されることに期待したいところです。
なお最大のネックはその価格でしょう。SIMフリー版の場合、64GBモデルは12万1824円、256GBモデルは14万184円もします。欲しくても"おサイフに相談"となってしまうのは苦しくもあります。
私は断然「iPhone X」派、その3つの理由
弾かれることが少ないFace ID
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