33和歌山県の人気レジャー施設「アドベンチャーワールド」で10月、イルカショーが行われていたプールにオランダ人とベルギー人の男女2人が飛び込み、イルカ漁に抗議するプラカードを水中で高々と掲げてショーを妨害した・・



イルカショー妨害の外国人男女…犯行予告にビデオ撮影、逮捕後も反省なし


仲間の男がその様子をビデオカメラで撮影。さらに関係先とみられる動物愛護団体は直前、インターネット上で「本日、水族館で抗議活動を開始する」と大胆にも犯行予告を行っていた。3人は威力業務妨害容疑で県警に逮捕されたが、反省の様子はなく、まるで英雄気取りだった。

妨害行為があったのは10月22日午後3時ごろ。ビッグオーシャンではこの日最後のショーが始まり、イルカもプールを泳ぎ始めていた。そこへ観客席にいた外国人の男女2人がいきなり服を脱いでウエットスーツ姿になり、プールに飛び込むと「太地でイルカを殺すのを止める」「イルカは海に属しています」などと、同県太地町で営まれているイルカ漁を批判する内容の2枚のプラカードを高々と掲げたのだ。


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この団体のものとみられるフェイスブックには、同日午前に英文で「私たちはとらわれの身となっているイルカたちの大きな苦しみを知ってもらおうと、懸命に働いている」などのメッセージとともに、「本日午後3時、私たちの活動家が日本最大規模のイルカの水族館で抗議活動を開始する」と犯行予告も添えられていた。

逮捕されたオランダ人らに反省の様子はない。団体のフェイスブックは略式命令後に早速更新され、「自由の身になったことを報告でき、大変うれしく思う。支援してくださった皆さん、ありがとう」などと書き込まれた・・