「ニューヨークには30階建ての『窓のないビル』があるけど…その正体を知ってる?」
都会には高層ビルが林立していますが、デザインの差はあるにせよ、どのビルにも窓はあります。
ところがニューヨークには知る人ぞ知る、「窓のない30階建てのビル」があるそうです。
いったいどんな建物なのでしょうか。
Just saw this 30 storey building in NYC without any windows
本当に窓がない……。
これだと全く日の光が入らないですが、いったい中はどうなっているのでしょうか。働いている人がいるのか気になります。
何かの闇組織なのかとあらぬ想像してしまうほどです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●このビルからひと筋歩いたところに住んでいた。Googleマップは間違ってここをテコンドセンターと表示していた。超興奮してたよ。
↑そうなんだ、自分の価値を見出すために戦ってトップまで登りつめないといけない。
↑最初の数階は割と簡単で、きっと疑いもしない事務職なんだ。
↑そのあとは警備員がやってきて、その次の階には警察がいて、打ち負かさないといけない。自分はそのフロアを超えることはできなかったので、刑務所からこれを書いている。
↑ファイナルフロアはナチスやヒトラーがいると聞いた。
↑子供の頃に見たブルース・リーの映画がいつか役に立つと思ってたよ。
●自分は通りをはさんだところに住んでいる。ここをドレッドフォートと呼んでいる。このビルは自宅を探すいい目印だ。
●ポケモンのジム?
●冷戦時代に建てられたAT&Tのビルだよ。当時は戦争が起きた時のことを考えてこんなデザインになった。窓はあっても最小限の強いものだけ。
●(投稿者)もっと情報があった。
プロジェクトXと呼ばれる類を見ない大胆な計画だった。極秘の課題で、ニューヨークのど真ん中に原爆が落ちて耐えられる強度を持ち、窓なしで29階と地下が3階分。大災害のときには1500人が2週間食べていける食糧がある。
建物の本来の目的は放射能から人間を守るためではなく、パワフルなコンピューターやケーブルやスイッチボードを守るためだった。
アメリカで最も重要な情報通信のハブ施設で、長距離電話などが経由する世界最大のセンターで、ニューヨークの電話会社から操作されていた。
建築デザインはジョン・カリ・ワーネック&アソーシエイツ。20世紀の要塞として1969年に着工し1974年に完成した。
しかしニューヨーク市民にとって長らく謎のビルだったようである。
↑じゃあ電話会社が利用しているの? それはなんだか悪魔的だ。
↑それを説明したSF小説があったら読む。
●実際はメン・イン・ブラックの本社である。
真相は電話会社が当時の電話センターとして利用したようです。
冷戦のための設計だったとは、時代背景が透けて見えますね。