ぼくたちのリメイク3巻 「僕は未来で何度も見てきた。才能あふれる人が去っていくのを」
MF文庫Jの11月新刊、デザイナー、シナリオライターとして知られる著:木緒なち氏と、イラスト:えれっと氏がタッグを組まれたライトノベル「ぼくたちのリメイク(3) 共通ルート終了のお知らせ」【AA】が、アキバでは22日に出てる(公式発売日は25日)。
『ぼくたちのリメイク』は、1巻書籍情報によると『橋場恭也は売れないゲームディレクター。会社は倒産、企画もとん挫して実家に帰ることになる。輝かしいクリエイターの活躍を横目にふて寝して目覚めると、なぜか十年前の大学入学時に巻き戻っていた!?落ちたはずの大学に受かっていて憧れの芸大ライフ、さらにはシェアハウスで男女四人の共同生活と突如、バラ色の毎日に!』で始まったお話で、特設ページは『木緒なち×えれっとの超強力タッグによる青春リメイクストーリー!』。
今回発売になった「ぼくたちのリメイク」3巻【AA】の新刊折込は『いま何かを頑張っているあなたの為にある青春リメイクストーリー、第3弾!』で、裏表紙は『え、共通ルート終了のお知らせってどういうこと?』になっていて、オビは「冴えない彼女の育て方」作者:丸戸史明氏コメント『え?このラノ6位?冴えカノより上じゃん。僕が推薦する意味なくない?』だった。
同居人同回生の貫之を退学にさせないため同人ノベルゲーム制作をすることになったチームきたやま。そして奇しくも十年後の自分と向き合うことになった僕、橋場恭也。ケーコさんの協力を得ながら、制作の立場として未来の有名クリエイターたちの指揮を執ることに。
僕は未来で何度も見てきた。才能あふれる人たちが、何かしらの理由で去っていくのを。今回ばかりは絶対に失敗しない。突然の訪問者、貫之の婚約者も交え、ゲーム制作を進めていくうちに少しずつ、僕らの関係も変わっていって――― 書籍情報
ライトノベル「ぼくたちのリメイク」3巻【AA】の感想には、泣き言 in ライトノベルさん『前回にナナコがああなってしまってから不穏さはビンビンに感じ取れていたし、今回のあらすじを見てもそれは留まるどころか悪化の一途を辿っているわけだけどエグい。』、よっちさん『目的を考えればなかなか厳しい結末に感じましたけど、一方で鍵を握りそうないくつもの示唆もあったりで、むしろここからが物語としても本番なんですかね。続巻が楽しみです』、モノクロセンス/ねじまきドラゴンさん『絶望の先は、希望なんだよ。1巻をまた読もう。そう思わせる3巻だった』などがある。
なお、著者:木緒なち氏は、あとがきでは『この世は妥協に満ちています。集団の創作物という多くの人の思惑が絡むものについては、それがより顕著に出ます。〜作り手は、思い悩むか割り切るかの2択を迫られます。前者は早々にこの仕事を辞めます。後者が幸せかというと、そうでもありません、闇は確実にむしばみます。いつしか身体の中を真っ黒に染めあげます。ものを作るというのはそういうことです』などを書かれている。
「ぼくたちのリメイク」3巻書籍情報(試し読みあり) / 特設ページ
【関連記事】
ぼくたちのリメイク2巻 「海水浴に学園祭!青春リメイクストーリー第2弾!」
ぼくたちのリメイク 「後の超有名クリエイターと一緒に送る楽しい芸大ライフ!?」
木緒なちの同人誌デザイン「同人誌の表紙のデザインのわかりやすい解説本が登場」
木緒なちのライトノベル「妹は僕に手を出すなっ!」発売。ツンな妹とデレな妹
木緒なちのニュース - アキバBlog
けものフレンズ ジャパリカフェ編2巻 「ミンナガ笑顔ニナルフレンズ達ノ楽シイ物語」
ラノベ 始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇2巻 「まさに王雀孫。楽しめた」
始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇 「クセ者だらけの青春コメディ♥」
伊達康xえれっと 瑠璃色にボケた日常 「美少女にツッコミまくる青春系コメディ!」
「にょろーんちゅるやさん めがっさ限定版」発売→スモークチーズタワー
DVD涼宮ハルヒちゃん&ちゅるやさん(最初) 「デフォルメキャラが大暴れ!」
ちゅるやさん、とら1号店同人誌ランキングで1位
「にょろーん☆ちゅるやさん3」タワー 1週間しないうちに半分に
にょろーん☆ちゅるやさん3発売 2300冊くらい積んだタワー
にょろーん☆ちゅるやさん2 「知らないヤツはモグリだぜ!」
にょろーん☆ちゅるやさん 「話題沸騰!やるせなさ最高頂!」
えれっとのニュース - アキバBlog
【関連リンク】
KADOKAWA メディアファクトリー / MF文庫J / 編集部ブログ / Twitter
「ぼくたちのリメイク」3巻書籍情報(試し読みあり) / 特設ページ
奇しくも十年後の自分と同じ道を辿ることになった恭也だったがーー
木緒なち氏のホームページ / Twitter
木緒なち - Wikipedia
イラスト:えれっと氏のホームページ / Twitter / pixiv
えれっと - Wikipedia
【感想リンク】
ある種の転生無双系の完全なアンチテーゼじゃん強い
むしろここからが物語としても本番なんですかね。続巻が楽しみです
絶望の先は、希望なんだよ。1巻をまた読もう。そう思わせる3巻だった