9712537いま一部ネットユーザーの間で問題視されているのは、同社が2017年3月から関東地区限定で展開しているテレビCM。「プロポーズ編」「結婚式編」の2種類があり、そのうち、第2弾となる「結婚式編」は10月9日に放映がスタートしていた・・



「保険のビュッフェ」CMに「男性差別」指摘


一体、どんな内容のCMなのか。最新バージョンの「結婚式編」は、門脇さん演じる女性・ルリ子に捨てられた男性が、ルリ子と「本命」の男性の結婚式の会場に向かうストーリー。思いつめた表情を浮かべた男性は、

「来るつもりが無かったが、来てしまった。君に聞きたいことがあったから」
などと呟きながら式場に乱入。そして、「俺は...、俺は君の何だったんだ?」と悲痛な質問をすると、門脇さん演じるルリ子は、

「大事な保険」と無表情のまま冷たく吐き捨てる。その後、画面には「幸せには、きっと保険が必要だ」とのコピーが表示される。

第1弾の「プロポーズ編」もストーリーの大枠は同じで、本命の男性からプロポーズを受けるルリ子(門脇さん)の前に捨てられた男性が現れ、「俺は君の何だったんだ?」と尋ねる。これにルリ子が、冷たく「保険」とだけ返すのだ。


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複数の男性を弄ぶ女性が、本命以外の相手を「保険」と表現して冷たく切り捨てる――。こうしたCMの内容について、ツイッターやネット掲示板には、主に男性とみられるユーザーから「不愉快だ」との批判が相次ぐことに。

「男女逆でやったらとんでもない非難を浴びてただろうなあ」
「これが男女逆なら間違いなく苦情殺到で放送禁止レベル」
との書き込みも見られる。




はたして、テレビCMがネット上での賛否を呼んでいることについて、「保険のビュッフェ」側はどう考えているのか。
J-CASTニュースが12月1日、同サービスの広報担当者に取材すると、

「あくまで架空の物語(ドラマ)の中での役柄として設定されたある女性が、役柄として設定したある男性に対して言った台詞であり、現実社会の男性全般を対象にしたものではありません」

との回答が返ってきた・・








保険のビュッフェ 企業CM「結婚式篇」