抗議している私たちを人間として扱ってください―。名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で、そんな思いを持ち、スカート姿で新基地建設に抗議している女性たちがいる。女性たちは「シュワブゲート前で、機動隊による排除など人権侵害が日常的になっている。機動隊はスカートをはいた私たちを排除する際、私たちに尊重されるべき人権があることに立ち返ってほしい」と取り組んでいる。
スカート姿で抗議しているのは宜野湾市の町田直美さん(61)や読谷村の垣内成(しげ)子さん(65)ら5人の有志でつくる「スカート・チーム」メンバー。
8月に韓国人の司祭、キム・スンファン氏がシュワブゲート前を訪れ、韓国の済州島カンジョン村で行われていた軍港建設反対運動の状況を報告した。町田さんらによると、キム氏は「カンジョン村では女性の市民は女性警官が引き抜きを担当している。
辺野古では男性の機動隊員が女性の市民に触り、暴力的に引き抜きを行っている。違いにショックを受けた」と、韓国と辺野古との違いを挙げていたという。
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