9719818長らく不思議に思いつつ、まじめに調べずにいたことの1つに、どうして日本のノンアルコールビールは、ここまで破壊的に不味いのか、という点があります。生産者の方には申し訳ないのですが、ミュンヘンから大半のドイツ人の正直な感想とともにお送りしています・・



日本のノンアルコールビールが不味すぎる理由


思い立って少し調べ、またドイツの友人たちにも尋ねてみて、思いがけない事実がいくつか浮かび上がってきました。

 日本とドイツや欧州各地とでは、同じように「ノンアルコールビール」と言いながら、全く製法が異なっている――。

 以前から、何となくそんな話を聞いていたように思うのですが、今回調べてみて、そのメカニズム、また背景となる事実も知って、明確に改善の余地があると認識できました。

 日本のノンアルコールビールが不味いのは「人災」で、その改善には「法改正」がキーとなること。ぜひ法律改正を目指すべきだと思いましたので、この原稿を準備してみました。


●アサヒ ドライゼロ



 キリンでもアサヒでもサッポロでも、元々の看板商品とノンアルコールは、似ても似つかない味に仕上がっている、これはどう考えてもそう言い切って間違いないでしょう。

 それもそのはずで、日本のノンアルコールビールは、ビールとは全く製法が違う、完成品のビールからアルコールを抜くのではなく、麦汁その他から別の飲料を作り出しているのです。

 「日本のノンアルコールビール」はビールのようでビールではない、実はビールとは別の飲料としてしか、作ることができない事情があるのです。

 ドイツみたいに、普通のビール製品からアルコールだけ抜けばよさそうなものなのに、それができないのは酒税法など法的な規制によるというのです・・

●詳細はソース


●ノンアルコールビール続々













●ききノンアルコールビール