9725071《事故当時、学生は左手にスマホ、ハンドルに添えた右手に飲料カップを持ち、左耳にイヤホンをしていた》とある。多くのメディアも同様の報道を行って世論は驚愕した。冒頭の「どうやって運転していたんだ!?」という疑問の後、誰もが女子大生の常識を疑った・・



人命という重い十字架を背負った女子大生だが、今後は刑事や民事の裁判で責任を追及される。交通事故に詳しい加茂隆康弁護士に、まず起訴や刑事裁判の展開について訊いた。

「県警が書類送検を行いましたので、横浜地検は起訴、不起訴を決定します。判断の要因は主に2つで、過失の大小と、結果の大小です。

死亡事故でも加害者が被害者に高額の賠償金を払うなどして示談が成立したことなどから、不起訴というケースも稀にはあります。しかしながら今回の事故は、女子大生が自転車を安全に運転できる状態にあったとは言い難く、道路交通法第70条の安全運転義務違反にも該当し、過失は大です。

そして77歳の女性の命も奪ったのですから、重大な結果を招いています。地検が起訴し、刑事裁判が開かれる可能性は非常に高いと言えるでしょう」


●話題となっている 自転車スマホでぶつかり女性が亡くなった事件


「亡くなられた被害者の逸失利益は別として、慰謝料だけを考えてみますと、独身者や高齢者では民事裁判における慰謝料は、2000万円から2500万円になることが少なくありません。

報道では被害者女性が働いておられたのかどうかは分かりませんが、もし仕事を持っておられたら逸失利益が発生しますので、損害賠償の金額は上がります」

他にも女子大生には、様々な“社会的制裁”が課せられる。





「女子大生は就活を行うかもしれません。履歴書に賞罰を書く欄が設けられていることもあります。刑事事件で有罪判決が下れば、書く必要があります。

しかしそれを書けば内定は得られにくくなるでしょう。書かなかったとしても罰則規定はありませんが、書かずに内定を得たり入社したりした場合、何らかの理由で発覚すると、学歴等の詐称類似の行為とみられる可能性が出てきます。

内定が取り消されたり、解雇されたりしても不思議ではありません」・・

詳細は(source: デイリー新潮 - 「ながらスマホ自転車」で老女を死なせた女子大生「裁判と就活」どうなる?












●STOP!自転車ながらスマホ