12月23日は東京タワーが完工した日。1957年6月の着工から約1年半かけて建てられた電波塔で、高さは333m。当時、世界一高い電波塔でした。アナログ時代のテレビ放送波を送信していたほか、現在でもラジオなどの電波送信が行なわれています。なお、来年の開業60周年に向け、特別展望台は現在リニューアル工事中です。
過去のできごとで気になったのは、IIJの「PrimeSeat」開始(2015年)。ここ数年、ハイレゾが注目されていますが、ダウンロード販売ではなく、ストリーミングでハイレゾ配信するという新しいサービスです。視聴方法は専用のソフトをインストールし、番組を選ぶだけ。PCだけでも楽しめますが、ハイレゾ対応のDACがあればさらに満足いく音質で再生できるようになります。再生用の推奨機器が掲載されているというのは、この手のサービスとして珍しいのではないでしょうか。
もうひとつ気になったのは、1/2スケールの「タチコマ」(2016年)。実証実験とはいえ、ファンの多い攻殻機動隊のタチコマが接客してくれるとあって、気になっていた人は多かったのでは。キャラクターは抜きにしても、スマホ内のデータと同期して個別に対応できるというのは面白そう。事前に登録しておいたアレルギー食材をお店側がチェックできるとか、好みなどからおすすめのメニューや商品を提案する、といったことができそうです。
去年の今日から気になる記事をピックアップ
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世界初の太陽光発電道路「Wattway」開通。総延長1kmの設置区間で近隣住民の生活電力を担えるかを検証へフランスのノルマンディー地方で自動車用道路にソーラーパネルを埋め込み、発電量を確認するという検証の話題です。ソーラーパネルを設置するには日の当たる広い面積が必要となりますが、道路であれば新たに土地を取得することなく条件を満たせるだけに、実用化に期待してしまいます。とはいえ、光を受ける角度が斜めになってしまうため発電効率が悪いことや、車の通行による道路の汚れ、メンテナンスのコストなど、多数の問題がありそうです。そのための検証なんですけどね。