『月刊コンプエース』連載、「LV999の村人」の1巻です。
遥か未来、世界はモンスターで覆われて人々が暮らしていける地域は限定されるようになっていた。と同時に人間にも変化が起き、戦士とか僧侶とか賢者とか勇者とか、その役割が生まれつき決定している世界へと変貌。もっともそのような役割を持った人はごく数割。大半の人間は街を発展させるための存在でしかない村人が一般的なんです。
けれどその理に反して村人でありながらレベルが999もあり、モンスターを素手で倒せる人間・鏡 浩二が主人公。モンスターを倒せばお金が出てくる──理由はわからないけどそのお金はマトモに働くよりも儲かるため、今日もモンスター退治に勤しむ日々。
ある日、洞窟にて叫び声がしたので行ってみたら勇者たち一行が小さな女の子を襲ってるよ? その攻撃を素手で受け止める鏡。
あり得ない事態に驚く勇者たち。村人でありながらレベル999が信じられないのも無理ありません。この勇者でさえ今のレベルが90なのに、いったいどうやったらその領域にまで伸ばすことができるのだ? ま、これは後に書きます。
その女の子は魔族とのことで攻撃したらしく、でも鏡は「俺の妹」だと話しを誤魔化して引かせることに成功します。
その女の子、アリスは魔王の子でした。でも人間と争う気はなく、むしろ仲良くできることを証明したいと鏡にいきなりプロポーズ! もっとも受けるつもりは無いし、そもそも鏡は魔王と面識があるらしい。このまま一人で帰らせるのも危ないということでしばらく預かるみたいですね。
で、レベル999の謎です。これは同時に鏡の生い立ちにも性格にも関係しているようだ。鏡はモンスターを倒して富は欲しいけど名声はいらない。魔王を倒したところで偉業とは思わないので勇者たちに協力するつもりもないとパーティに加わることも拒絶します。そして上の画像にある勇者への「この世界の仕組みをしらない」とのつぶやき。
どうやら鏡はこの世界の仕組みを知ったからレベルが999に成れたと同時に、モンスターや魔族を倒したところで意味がないと悟ったので協力を断ったのだと推測します。これは物語の根幹となる部分ですから1巻ではまだ出てきません。いったい何でしょうね。
LV999の村人 (1) (角川コミックス・エース)
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上条さんの影響でしょうか名無し安城市出身の小説家・沖田円さんの最新作「きみに届け。はじまりの歌」が発売こんなのが出るようになったのかぁ・・・なんというキラー作品。
黒澤明監督の作品は子供の頃(40後半)の儂にとってはテレビで見ると怖い印象でした。父が大好きで一緒に見た思い出でもあります。
でも「夢」とか他ペイン「とある科学の超電磁砲」 依然として塀を破れず。しかし思わぬ突破口が?みこちゃん車とか重機でも
超電磁砲の弾にできるんだっけ?
今回はやらないみたいだけど
そのうちビルサイズのものを
超電磁砲の弾にするな名無し「とある科学の超電磁砲」 依然として塀を破れず。しかし思わぬ突破口が?黒子・・・お前って奴ぁ・・・名無し