過去のできごとで気になったのは、ASUSの「Zenbo」予約開始(2017年)。Zenboは2016年5月のCOMPUTEXで発表された家庭用ロボット。タッチ操作が可能なディスプレイに表情を出せるほか、音声での会話にも対応します。さらに家電の操作やニュースの読み上げ、スケジュールのリマインドなど、いうならばスマートスピーカーに顔と体がついたような感じでしょうか。米ドル換算で620~780ドルと、この手のロボットとしてはかなり安いというのもポイントです。
※年末年始は製品やサービスの発売、発表のニュースが少ないため、過去の今日から気になる記事を紹介します。
2017年の記事から。
取り付ければ、まるでぬいぐるみがしゃべっているかのように操作できるガジェット「Pechat」のレビューです。スマホとBluetoothで接続し、操作することで400以上のセリフをしゃべらせることができます。さらに、自分で入力したテキストも読み上げてくれるため、小さい子供であれば本当にぬいぐるみがしゃべっていると思ってしまうかもしれないですね。童謡や昔話なども収録されているので、子供の寝かしつけなどにも実用性が高そうです。
2017年の記事から。
明治神宮と浅草寺で、初詣の混雑状況を分析したという話題です。ビックデータを使った解析をするまでもないんじゃないかなとも思わなくもないですが、混雑する時間帯まで細かくわかるのはデータ解析によるメリットかもしれません。なお、1~3日の間で最も空いているのは1日の午前中とのこと。混雑を回避したいのであれば、ここが狙い目です。
2016年の記事から。
ドイツのエンジニアRicardo Kocadag氏がコンクリートでアナログレコードを製作したという話題です。原理的には微細な凹凸が再現できれば材質は何でもいいハズなので、たとえコンクリートであろうとレコードが作れるのは何の不思議もありません。とはいえ、作るには気泡や硬化のムラ、表面のザラツキ対策など、多くの問題があるのも確か。超高強度コンクリート(UHPC)を使って実際に作ってしまうというのは面白いですね。あと選曲がローリング・ストーンズだっていうのは、コンクリートと多少関係がありそうです。