9743978お笑い芸人が顔を黒く塗って黒人俳優のコスプレをしたことを外国人はどう捉えるのか。『けやきヒルズ』(AbemaTV)は浅草でインタビューを行った・・



『ガキ使』の黒塗り問題、日テレ「差別の意図なし」


「顔、容姿、特に皮膚の色で表現しようとするなんて、すごく繊細な問題だからやるべきではない」(白人男性・高校生)

「差別というかわからないが、傷つける可能性があるのは確か」(黒人女性・日本文化を研究する学生)

「お笑い番組での放送だから、失礼でもなかったし全く気にならなかった。番組は見たけど嫌な気はしなかった。番組全体が馬鹿げたおふざけな感じだったから、人種差別だとは思わなかった」(黒人男性・「ガキ使」を視聴)

「アメリカでは1950年代にブラックフェイスをしていた歴史がある。アフリカ系アメリカ人を馬鹿にするために新聞に載っていた。それをまたやることは無礼だと思う」(黒人女性・高校生)

「(Q.今でも人種差別はありますか?)ある。そして無知が多い。この問題に向かわなくてはいけない。重要なのは対話。逃げることはできないから」(黒人女性・アメリカ在住)


●話題となっている「ガキ使」黒塗りメイク騒動





『けやきヒルズ』は日本テレビに今回の件が議論になっていることなどについて質問し、次の解答が得られた。

「ご指摘のシーンについては、ダウンタウンの浜田さんが、あくまで、映画『ビバリーヒルズ・コップ』で俳優のエディ・マーフィさんが演じる主人公『アクセル・フォーリー』に扮したもので、差別する意図は一切ありません。本件をめぐっては、様々なご意見があることは承知しており、今後の番組作りの参考にさせていただきます」

日本にいる外国人からも批判的な声が多いが、日本テレビは「差別の意図はなくあくまでモノマネである」との回答となった。ではなぜここまで論争が巻き起こってしまったのか。この問題をメディアで初めて報じたハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏は「黒人の肌の色を笑ったと捉えてしまう人がいた」と問題点を指摘する。


●海外でも報道されているが・・



「日本テレビ側に差別の意図はなかったと思う。ただ無自覚の差別こそ問題。お笑いというのはタブーに切り込んだり普段言えないことを言ったりして楽しむ文化や、ものまねでちょっと小バカにして楽しんだりする。ただ、黒人の方が差別されてきた歴史を考えると、お笑いでやるには重過ぎるテーマ。

先ほどの外国人の方へのインタビューでは、この番組で取り上げた方達だけでなく話を聞いた人全てが、差別問題について必ずしっかりと意見を仰っていたと聞いた。それほど黒人への差別問題というのは敏感なもの。

今回、エディ・マーフィをものまねしている意図はわかるが、黒く塗ったことによって『肌が黒い人をまねた』と範囲が広がってしまった。つまり『黒人の肌の色を笑った』と捉えてしまう人がいた。それがたとえものまねのつもりだったとしてもそう思われた時点でもう許される問題ではない。」・・










●ひろゆき ガキ使 浜田の黒塗りメイク問題の海外の反応の真実を大暴露!