「オルタード・カーボン」原作の同名小説は、SFノワール作でありつつ、ハードボイルドな刑事ものといった要素も多分に含まれる独特の作風が人気の作品。予告編映像では「ブレードランナー」的な薄暗く猥雑かつジメジメな、これぞサイバーパンクとでも言うべき世界観を表現しつつ、ムキムキマッチョな主人公の格闘シーンなどが織り込まれています。
あらすじをざっと説明すると、「人間の心がデジタル化され"スタック"に保存可能となり、それを新しいだれかの身体に入れ替えることで、何世代も生きながらえられる時代。数世紀前に体を失った主人公タケシ・コヴァッチが新たな身体にスタックを埋め込まれて復活。依頼されて資産家のローレンス・バンクロフトが殺され(そして新しい体で生き返っ)た事件の真相を追う。バンクロフト殺しが誰で、なぜ殺そうとしたのか、そしてタケシ自身の過去にも謎が...」といった内容です。
ちなみに、米ラスベガスで開催したCES 2018では、作中に出てくるスリーブ(入れ物となる身体)製造企業Psychasecがブースを出展していました。もちろんドラマのプロモーションなわけですが、そこにはギャランドゥな部分までリアルに再現したスリーブが展示され、注目を集めていました。