Elite Active 65t
Jabra Elite SportはJabra初の完全ワイヤレスイヤホンで、名前どおり防水性から加速度センサーや心拍センサーを搭載する、ワークアウトにフォーカスしたモデルでした。しかしNFMIを採用して左右ユニットの接続切れを最小限に抑えていたり、意外に良い音質なども評価の高いモデルでした。
ポジション的にElite Sportの下に位置すると言えるのが、このElite Active 65t。心拍センサーこそ省略されているものの、加速度センサーと「Jabra Sound+」アプリによってジョギング/ウォーキングなどのワークアウトに対応。もちろんIP65の耐汗、耐水、防塵性能を備えます。
音声AIアシスタントはアプリを通じてSiri/Google Nowに加えてAmazon Alexaを選択可能。「ワンタッチで」それらを呼び出し、音声操作が可能になります。
Bluetooth 5.0を採用。内蔵バッテリーによる駆動時間は約5時間。充電バッテリー内蔵ケースはElite Active 65tを2回充電でき、合計すればコンセント電源のないところでも15時間の再生が可能です。
国内での発売時期は4月中旬を予定しており、価格は未定。海外サイトには189.99ドルと記載されており、日本円に換算すればおよそ2万1000円になります。
Elite 65t
Elite 65tはワークアウト向けの機能を省略し、通話や音質にフォーカスしたモデル。安定した接続性をウリのひとつとしつつ、さらにアップル、Google、Amazonの各音声AIアシスタントにも対応します。
通話中にマイクに風があたって起こるボワボワしたノイズを取り除くWind Noise Reduction機能を備えているところもアピールポイント。ウェブサイトではその効果を確認できるようになっています。
Bluetooth 5.0を採用。IP55の防塵防水機能を備えます。
内蔵バッテリーで連続5時間駆動、充電バッテリー内蔵ケースで2回の充電を加えれば合計15時間の再生が可能なのはElite Active 65tと同じです。
国内発売時期は2月中旬。価格は未定。米国では169.99ドル(約1万9000円)。ワークアウト性能よりも音楽リスニング用として普段使いしたい人には十分な機能を備えたモデルです。
Elite 45e
左右ユニットがワイヤーでつながっている、オーソドックスな首掛け型Bluetoothイヤホン。最高の通話・音質体験を追求したモデル。ケーブルにはメモリー(形状記憶)ワイヤーを使用しボックス型マイクでクリアな通話音声を提供するとのこと。また、環境音を小さくするノイズキャンセル機能も搭載します。
完全ワイヤレスの2モデル同様、Siri/Google Now/Amazon Alexaにも対応。内蔵バッテリーは最大8時間の連続駆動に対応します。またIP54の防水防塵性能を備えます。
国内発売時期は4月中旬を予定。価格は未定。米国では99.99ドル(約1万1000円)の設定になっています。
Jabraといえばヘッドセットメーカーの老舗であり、通話マイクの品質に定評があります。今回のモデルも2~4つのマイクを搭載して通話品質を向上させており、Bluetoothイヤホンとしてだけでなく、通話頻度がわりと多めな人でも満足できる製品と言えそうです。