BMWは2017年11月のLAオートショーでi8のオープントップモデル「i8ロードスター」を発表していました。このとき改良型「i8クーペ」も発表され、モーターの強化とバッテリー容量の増加が予告されていました。
具体的な強化ポイントは、バッテリー容量が7.1kWhから11.6kWhとなり、前輪駆動用モーターの出力が9kW増加した105kWに。これにともなって出力は12HP増えた143psとなりました。ただし後輪を駆動するのは従来どおり1.5リッター直列3気筒のDOHCターボエンジンで変更なし。こちらの出力は231psなので、総出力は374ps(369hp)となっています。
EVモードでは1回の充電で最大55kmを走行可能となり、最高速度は約120km/hとなっています。エンジン併用時の燃費は欧州複合モードで52.6km/l。