9750309捜査関係者によりますと、エジプト出身で大相撲の十両八枚目の大砂嵐は、今月初め長野県山ノ内町で無免許で車を運転し、前の車に追突する事故を起こしたということです。事故でけがをした人はいなかったということです。



大相撲 十両・大砂嵐 無免許運転で追突事故 書類送検へ


大砂嵐は事故の際、妻と車に乗っていて、警察に「国際運転免許証を持っている」などと説明しましたが、実際には国際運転免許証は効力がない状態で無免許運転だったということです。

その後、妻や弁護士と一緒に警察署に出向いた際、妻が、運転したのは自分だ、などと、一時事実と異なる説明をしましたが、現場付近の防犯カメラの映像などから、大砂嵐が運転していたことが確認され、本人も認めたということです。

警察は、今後改めて事情を聴いたうえで大砂嵐を道路交通法違反の無免許運転の疑いで書類送検する方針です。

日本相撲協会は、各部屋に所属する現役の力士に誓約書を提出してもらい、車やバイクの運転を禁止しています。




大砂嵐はエジプト出身の25歳。平成24年の春場所で初土俵を踏み、平成25年の九州場所でアフリカ大陸出身の力士として初めて新入幕を果たしました。初場所も出場していて、これまで1勝7敗です。

日本相撲協会は「この事案を把握できていないので、早急に事実関係を調査したい」としています。

大砂嵐が所属する部屋の大嶽親方は21日夕方、大嶽部屋でNHKの取材に応じ、「何も聞いていない。国技館に呼ばれたので、これからそこで話をしたい」と述べ、大砂嵐とともに車で東京・両国の国技館に向かいました。

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