【ミリマス】昴「辛い時には」
イメージ的には高校生くらいのすばるん。
昴「プロデューサー!キャッチボールしようぜ!」
昴「あれ?プロデューサー?」
昴「……どうしたんだ?元気ないみたいだけど」
昴「わかるのかって?そりゃわかるよ。プロデューサーの事、ずっと傍で見てきたんだぜ?」
昴「上手く顔に出さないようにしてるから、気付かない子は気付かないかもしれないけど。オレはお見通し!」
昴「何か辛いことでもあったのか?オレでよければ話聞くからさ。言ってみてよ」
昴「まあまあ。そう言わずにさ。きっと楽になると思うぜ?」
昴「それとも…」
昴「私なんかじゃ、プロデューサーの力には………なれないのかな…?」
昴「………」
昴「……へへっ。ドキッとした?」
昴「ほらほら、大丈夫!誰にも言わないから!」
昴「うん…」
昴「うんうん」
昴「……」
昴「うん…」
昴「ふーん…。そっか」
昴「それは辛かったな…」
昴「でもさ、それってプロデューサーのせいじゃないだろ?」
昴「プロデューサーはプロデューサーのできる事を全てやりきったんだろ?」
昴「それなのに、なんでプロデューサーが落ち込んでるんだ?」
昴「うん」
昴「………」
昴「そっか」
昴「………」
昴「オレにはよくわからないけど、いろんな事情があるんだな…」
昴「………」
昴「………」
昴「オレの手とプロデューサーの手を……」
昴「よっと」ギュッ
昴「どうかな?こうやって、手と手を絡めるとさ、安心しない?」
昴「人の温もりっていうかさ。気持ちっていうかさ」
昴「こうすれば、そういうのが伝わると思ったんだ」
昴「………」
昴「どう?オレの気持ち、伝わった?」
昴「………」
昴「……へへっ♪よかった♪」
昴「……」
昴「うーん、でもまだ足りない気がする」
昴「………」
昴「ちょ、ちょっと恥ずかしいけど……。よし」
昴「プロデューサー、目、閉じて?」
昴「……えいっ」ギューッ
昴「……びっくりした?」
昴「大切な人が落ち込んでる時には、ハグがすごく良いんだって。百合子から借りた本に載ってた」
昴「な、なんだよ。プロデューサーはオレの大切な人なんだから問題無いだろ?」
昴「…い、いや!違う!そういう意味じゃないし!」
昴「………」
昴「………」
昴「………ううん。やっぱそういう意味かも」
昴「……うん」
昴「オレの胸の音、聞こえる?」
昴「………」
昴「……うん。プロデューサーのもわかる。すごくドキドキしてる」
昴「………」
昴「元気になった?」
昴「そっか。うん。よかった…」
昴「ううん。情けないなんて思わない。他の誰かがそう思っても、オレは絶対に思わないから」
昴「………」
昴「オレ、これからもさ。プロデューサーの事、元気にしてあげたいから」
昴「だから、辛いことがあったら」
昴「またこうして、抱きしめてあげる」
昴「……うん。頑張って。プロデューサー」
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コメント一覧
-
- 2018年01月21日 19:38
- やっぱりすばるんのSSを…最高やな!
-
- 2018年01月21日 21:30
- やはりすばるんはかわいい…ありがとう…
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