アプリを開発したベルギーの開発者Dries DepoorterとDavid Surprenantは「バッテリー残量が心もとないときでも、なにかポジティブな結果を生み出すものを作りたいと思っていた」とMotherboardに語り「意外にバッテリー残量が少ないことをネタに会話を楽しむ人が多いことがわかり、このアプリを作るのが楽しくなった」とコメントしています。
チャット画面を見ると、左右に会話が吹き出し状に表示されるのは通常のアプリと同じものの、発言者のデバイスのバッテリー残量が表示されています。
まるでアップルによる古い iPhoneの意図的な低速化が話題になってから作られたかのようなアプリですが、Depoorterによると、それはたまたまそういうタイミングになっただけなのだとか。もともとはバッテリーの残量が少ない状態で見知らぬ人どうしが会話を持つことで、気が合えばオフラインで実際に会って会話の続きを楽しめるようにしたいという、ユニークなコンセプトかつ出会いの要素を重視したアプリを作ろうとしていたのだそうです。